妖怪が出ました

7月19日(月)晴れ

このところ、深夜、昔風に言えば「草木も眠る丑三つ時」です。

不気味な声で目が覚めます。

「妖怪伝説」の冊子を作ったので、妖怪たちが夜中に誘いに来たのだろうか?

低い不気味な声が遠くから聞こえてきます。

何かを訴えるような叫び声のようにも聞こえます。

・・・むむ、タヌキやキツネやヘビたちが妖怪となってお出ましの時間?

都会は夜中も煌々と電気が点いて出没しにくいので、自然の多い当地にお出でになられたのか?

妖怪仲間で話しこんでいらっしゃるのだろうか?

「人間界ではコロナが流行っているそうだが、大変じゃのう。東京では1000人もの感染者が連日続いているそうだぞ・・・」

「こんなに流行っているのに、オリパラとやらもやるらしいぞ。世界中から大勢の人が連日日本に来ているらしいぞ。コロナ感染大丈夫なのかねー・・・」

「日本人って不思議な動物だねー・・・」

「でも中には反対している人たちもいるらしいぞ。あの上野千鶴子さん達とか・・・」

・・・こんな妖怪たちの会話を聞いていると、いつの間にか声も消え寝入っています。

遠くで聞こえていた不気味な妖怪の声が日増しに近づき、一昨日は我が家の庭から聞こえました。

どうも親子の妖怪みたいです。

遠くて親でしょうか低い唸り声、我が家の庭では甲高い声。

何だか話しこんでいます。

耳を澄ますとはっきりと聞き取れました。

親妖::「あんまり遠くへ行っちゃだめだよ」

子供妖怪:「わかったよ。でもここにトマトがあるんだ。ナスもサツマイモも・・・」

何々、我が家の野菜をねらって来た妖怪ようです。

こりゃ一大事、最近野菜が喰い荒らされていると思ったら、犯人はこの妖怪だ。

懐中電灯を持って真っ暗闇の庭に。

いました、いました。

懐中電灯に照らされた向こうには妖怪が動いています。

こちらも妖怪となって「ガオー」と声を出して脅すと、一目散に逃げて行きました。

妖怪はキョンでした。

「トマト100本プロジェクト」が頓挫してはならないと、昨日はトマト畑にネットを張りました。

途中でネットが不足し、覆ったのは50本くらいです。

昨夜も遠くで妖怪の不気味な声がしていました。


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