晩酌が美味しかった

1月24日(月)晴れ

毎月第2日曜日と第4日曜日はC日報新聞「読者文芸欄」掲載の日です。

昨日(23日)はその第4日曜でした。

朝からそわそわ。

ひょっとして爺さんの作品が掲載されるかも?
いやいや、掲載されるなんて期待するのはオコガマシイ。

いや、愚作では掲載なんて所詮無理・無理

いやいや愚作とはわかっているが掲載されて欲しい。

・・・要するに掲載されて欲しいという想いがで朝からソワソワ。

令和4年の最初の掲載日、第2日曜日が1月9日。

新年最初の掲載日でもあるし、ぜひ掲載されて欲しいと強く望んでいたのですがダメ。

俳句、短歌、川柳どれか一つでもと想っていたいのにダメ。

そして昨日23日(第4日曜)は1月掲載日最後の日です。

せめて一つでもと想っていたら、何と3つ掲載されました。

久々に興奮し、喜びました。

いい爺さんが喜びをこんなにあらわにしてはいけないのでしょうが、ホントに嬉しいのです。

次のような作品です。

 

俳句  浦里の 冬とっぷりと 暮れてゆく

川柳  上手より ヘタなカラオケ 湧く拍手

そして短歌、何と3席でした。(3席まで選者の評をもらえるのです)

冬枯れの 野に置く霜は 消えにけり 元気であれと 朝日に祈る

評 冬枯れの野に射してきた朝日に向かって、「元気であれ」という作者の祈りは、友人や知人へのものでしょうか、あるいは自分自身への願いかもしれません。朝の光の中で祈る、そのような自然と対峙した生命感が新鮮に感じられる一首です。

 

小学生の時、冬休みや冬休みの作品展で金や銀の紙が貼られた時の気持ちと一緒です。

そんなわけで昨日の晩酌も一段と美味しかった。

「歳をとったら俳句や短歌は良い趣味だぞ。お金も場所も時間も要らないし・・・」と、よく聞かされたけど実感しました。