招かざる珍客
5月5日(木)晴れ
気温25度、夏です。
半袖、短パン姿の人も多い。
人間界も活発なら動物界も活発です。
花に水をやろうと庭に出ると、親子連れの観光客4人が庭をのぞいています。
近づくと、
「ヘビですよ」
「ええ、ヘビ?」
背筋が寒くなって来るのを覚えます。
ヘビは苦手、恐竜時代に我が先祖が恐竜に痛めつけられたのか、爬虫類は怖い。
ヘビをペットにしている人がいるというが、信じられません。
草の中に1mほどのヘビです。
アオダイショウでしょうか、ジッとして動きません。
捕虫網を持っている小学生。
「御宿のみやげに持って行ってよ」
「やだ!」
「お友達に持って行って見せてやってよ」
「よく出るんですか?」
「いや、ヘビの訪問者は初めてですよ」
人間の気配を履感じたのか、首を持ち上げて進みます。
そして、モモの木に登るではありませんか。
「おじさん殺すの?」
「いや、ヘビは神様なんだ、だから殺してはいけないんだ」
「・・・神様・・・」
しばらく観察するが、降りてきません。
やがて観光客の家族は木に登ったヘビを振り返りながら去って行きました。
「おい、庭にお客さんだよ」
「だれ?」
「ヘビだよ。ヘビのお客さんだよ」
「・・・追っ払って・・・外に出れないよ・・・」
熊手を持って先ほどの木に近づく。
あれ、姿が見えないぞ。しばらく目を凝らして捜します。
いました、いました。
恐々、熊手に引っかけようとするが、上手く行きません。
ヘビは首を持ち上げて枝の先端へ。
熊手をヘビの頭を目がけて振ります。
ヘビにひっかけて熊手を引くとヘビは地面に。
これはかなわんとみたか、すごいスピードで身体をねらせて塀を乗り越えて道路へ。
道路を横切って小川へ。
招かざる客に背筋寒くなった一時でした。
ヘビのことが頭から離れず、背筋が寒くなる一日でした。
コメント
コメント一覧 (4)
ossanhage
が
しました
こんばんは。
へえー、おもしろい。
信心深い人はそこまでやるんだ。
家の守り神とはいえ、どうもヘビは苦手です。
蕗とり、N中の時やりましたよ。
消えてしまった学校行事、記録しておきたいです。
ossanhage
が
しました
散歩コースに、交通事故にあって、ぺっちゃんこになったヘビがいます。
数日経つとかぴかぴしたかんじになっています。
雉のカップルが草むらに入っていきました。
オオヨシキリが、大騒ぎ。
ウグイスも上手に鳴いています。
最近、巻き舌のようにかわいく鳴く鳥がいて、気になります。
とっても素敵な季節になりました。
パグ子は、息子たちが来ていたので・・・疲れてしまいました。
ossanhage
が
しました
こんばんは。
雉も小鳥も大歓迎ですが、ヘビは苦手です。
息子さんが帰ってきましたか、幸せ疲れですね。
ossanhage
が
しました