月が美しい

8月13日(土)晴れ

昨夜は、涼しい風が入るので雨戸を開けて寝ました。

午前2時、寒さで目が覚めました。

涼しいを超えて寒い風。(さみいー、)

空が晴れ、真ん丸な月。

月の光が部屋まで入り、明るいこと明るいこと。

こんな美しい月を眺められるとは、ラッキー。

カメラ、カメラ。

爺さんの安いカメラでは上手く撮れないだろうが、チャレンジ。

台風8号接近のはずなのに、この天気どうしたことだ?

(こりゃあー、風邪ひいてしまう)と窓を閉めます。

爺さんの特技は「お休3秒」、すぐに熟睡。

 

外が明るくなり始めた午前4時。

ギャー ギャー・・・というあの異様な声で目覚めました。

そう、2匹のキョンの鳴き声。

ギャー ギャーと1匹が鳴くと、やや離れた所でもう一匹がギャー ギャー。

我が家の庭?

とにかく近場で鳴いています。

丹精込めて作った農作物を食べられては困る。

急いで庭に出ると、鳴きやみました。

トマト、ナス、スイカは大丈夫かと巡視。

すると、一匹のキョンが猛スピードで駆け抜けました。

被害はないか見て回ると、被害はないので一安心。

久しぶりのキョンでした。

 

最近、月が美しい。

ここで一句、一首、詠みたいが読めません。

そこでネットで月の詩歌を調べました。

中秋には一か月早いが、中国、蘇東坡の「中秋の月」詩です。

中秋の月    蘇東坡
暮雲(ぼうん) 収め尽くして清寒溢れ
銀漢(ぎんかん) 声無く 玉盤(ぎょくばん)を転ず
此(こ)の生 此の夜 長くは好からず
明月 明年 何れ(いずれ)の処にて看ん

<訳>

日暮れ時、雲はすっかり無くなり、心地よい涼風が吹いている。
銀河には音も無く玉の盆のような月があらわれた。

こんな楽しい人生、楽しい夜、しかし永遠に続くものでは無い。
この名月を、来年は、どこで見ているだろう。

IMG_2998
8月12日午前2時  下の明かりはマンションの灯

IMG_2991
8月10日午後6時20分