またまた「加齢嘆き節」です

9月12日(月)曇り時々晴れ

ウォーキングストックをつきながら散歩の紳士。

「おはようございます」

挨拶をしながら追い抜こうとしたら

「歩くのが速いなあー・・・」

「あ、Hさん。お久しぶりです。お変わりなく・・・」

「・・・今、勤めているの?」

「いや、無職で」

「そうか。毎日何している?」

「庭の畑でトマトやキュウリ作ったりしながら・・・テレビと新聞の毎日ですよ」

「テレビと新聞か、俺もそうだ。・・・目が見えなくなって困っているよ」

「やっぱ、そうですか。視力がどんどん落ちて老眼鏡の度もどんどん進んでいます。耳も遠くなってねー、テレビのドラマも聴き取りにくくなってきましたよ」

「そうそう、テレビのボリュームを上げると、家族からボリュームを下げろと言われるし・・・こっちはそれほど音量上げているつもりはないのに・・・」

「そうです、そうです。私なんかボリューム上げてもハッキリ聞こえなくてドラマはあきらめていますよ・・・ただ鎌倉殿13人だけは字幕放送で見てますが」

「鎌倉殿、やっぱ見てますか。なかなか面白いですね・・・ボリュームいっぱいにしてみていますよ。年取るとやっぱ老化現象来ますねー」

「ほんと感じますよ、耳も目も歯も・・・私なんかこの通り頭もですよ・・・」

野球帽を取って頭をなでます。

「ハハハ・・・ま、互いに健康には気をつけましょうよ」

またまた、老いに対する嘆き節をする朝でした。