「爺さんは毎日が休日だよ・・・」

12月28日(水)晴れ

このところ毎日、朝の日の出の話題ばかりで恐縮。

今朝は水平線のはるか高い所まで雲がなびいています。

今日も写真は朝焼けとラクダ像。

またか?毎日同じ話題で飽きたよ、と思われるでしょう。

でも、あまりの美しさにまたまたパシャリ。

今朝は朝焼けの紅が一段と濃い。

不気味なほどの紅です。

(海の向こうに巨人の国がありました。巨人たちが朝のご飯を炊くためにカマドで火を焚いているのです。空一面、火の色に染まるのです・・・)、などと幼空想してしまいます。

日中の海岸も川面に光が反射し幻想的な世界です。

「光の玉を撒く」という表現がピッタリの清水川です。

 

合宿の高校生も今日が最後とか。

明日から年末年始の休みになり、やっと冬休み到来だそうです。

せっかくの冬休みなのに、部活動があって、なかなか休めないとか。

「爺さんは毎日が休日だよ・・・」と言ったら、

「羨ましい。早く年取りたいなー」だって。

年老いた爺さんを哀れに思ったのでしょう、「羨ましい」なんて同情してくれました。

思い返すと・・・勉強・塾・部活・時には遊びたい・テスト・受験・就職・・・先の見えない不安定な青春時代です。

案外、本気で早く爺さんになって毎日が休日のノンビリした時間を欲しているのかも?

「爺さんはもう一度高校生に戻りたいよ・・・。夢や目標があったあの日に戻りたいよ・・・」

「そうですか?」

ウソでしょう、休みの方が良いでしょう、と疑いの表情。

「そうだよ、高校時代は最高だ。・・・部活も勉強も頑張ってくださいよ。そして、またO町に来てくださいよ」

「はい、頑張ります」

なんともマブシイ高校生でした。

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