じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2012年04月

      4月25日(水)晴れイメージ 1
      海の青さと空の青
昨日は御宿だけでなく、日本列島が暑かったようだ。
「大分県日田市では30.5度、高知県四万十市は30.0度になった」と新聞に出ていた。
御宿は最高気温25度。
半袖がよかった。
 
今日は20度。
さわやかな陽気だ。
網代湾の海の色が青さを増している。
海の青さと空の青さ、凪ぎている海。
ラクダの王子さまとお姫さまものんびりと散歩だ。
春の日をいっぱい浴びて。
「春の海ひねもすのたりのたりかな」(蕪村)、
そんな心境にちがいない。
 
小麦色の砂が美しい。
貨物船が3隻ゆっくりゆっくり進んでいる。
この穏やかな海が津波を引き起こすのか。
津波のことも忘れさせてしまいそうな海の青さと空の青だ。
 
明日の天気は雨だという。
 

            4月24日(火)快晴
          野菜も雑草も生長の季節
 
雨天に代わって晴天。イメージ 1イメージ 2
雲一つない青空だ。
快晴ということばがよく似合う。
今日は「晴耕雨読」の「晴耕」日。
隣の畑も朝から耕作している。
 
午後から畑。
駐車場の近くのネギが邪魔になるので植え替る。
 
2月にまいたホウレンソウが食べ頃になってきたので、次のホウレンソウの種まき。
 
ポットにまいたトウモロコシがなかなか芽を出さない、イメージ 3
と思っていたら、今日の暑さで少し芽を出した。
今年3回目のトウモロコシの種まきをする。
畑に直まきでなくポットに。
なぜなら昨年畑に直にまいて鳥に食べられたからだ。
今日は今年最高の暑さ、25度だという。
午後は半袖でちょうど良い陽気だ。
 
植物の成長が早い。
ジャガイモがどんどん葉をのばしてゆく。
これなら6月には収穫できそうだ。
田中さんから苗でもらったレタスも石ころだらけの畑で奮闘中。
野菜の生長期は雑草の生長期でもある。
芝の雑草が伸び放題だ。
手でとるのは、もう追いつかない。そのうち草刈り機で刈ろう。
日が延びてきた。
日没、6時20分。
野菜も雑草も生長の季節だ。

 

          4月23日(月)雨
         命あっての暮らしです
 
今日も朝から小雨が降ったりやんだりの繰り返し。
「晴耕雨読」の「雨読」の日だ。イメージ 1
最近、腰が痛いので休耕の日を神様がつくってくださった。
新聞を読み、テレビを見る。
今の関心ニュースは「関西電力大飯原発の再稼働判断」だ。
福島原発であれほど大きな被害を受け、日本中だれもが原発稼働は反対かと思っていたらそうでなかった。
・福島の事故でふる里を離れ生活している人。
・放射能におびえ外で遊べない子ども。
・放射能に汚染された農作物、家畜は食べられない。
・生産した米や野菜に放射能を含んで生産、集荷できない。
・福島の近海では漁業もできない。
福島だけではない。福島から遠く離れたわが千葉県も影響が出ている。イメージ 2
・木更津や市原のタケノコには基準以上放射能がふくまれ、出荷停止だという。
 
もう一つ原発事故が起きたら日本には住めなくなるだろう。
それなのに、政府は本当に「再稼働をしよう」としているのか?
再稼働へ踏み切った理由はこうだ。
「この1年間積み重ねた対策や知見を踏まえた判断基準がいずれも満たされている」というものだ。
判断基準が満たされている?何が根拠?想定外はだめです。
 
政府は本気でそう思っているのだろうか。
不思議でたまらない。

・電力会社に勤めている人は働き場所がなくなる。イメージ 3
・夏の電力需給ができなくなる。
・電気料を値上げしなければならない。
・企業の生産力が落ちる。
などなど電力不足で生じる問題もあろう。
 
電力が不足するなら全国民で節電に協力しようじゃないか。
昨年の夏のように使用制限区域を設けてもいい。    
「電力供給範囲内で生活すること」を考えようじゃないか。
だから、原発の再稼働は止めようじゃないか。
野田内閣の支持率は3割を切って29パーセント。不支持も8ポイント上昇し62パーセントになったという。
「命あっての暮らし」「安全あっての生活」だもの、支持率低下は当然だ。
でも38パーセントは?
 
 

 

   4月22日(日)小雨
            老川小学校の統合決定
イメージ 1

大多喜町立老川小学校が来年(平成25年)3月で閉校するという。
かつて平成17・18年の2年間校長として勤務させてもらい、たくさんの想い出をいただいたので大いに気になる。
学校は隣の西畑小学校に統合されるという。
少子化高齢化の時代。
日本全国で学校の統廃合が進んでいる。
仕方ないことなのかも知れないが寂しい。
学校は本来少人数教育が原点だと考える。なぜなら教員の目も一人一人の子どもに届きやすい。
それは子どもに支援が行き届くことだ。
大勢の中では目立たない子も活躍の場が増える。イメージ 2
出番がたくさんあって認め承認される場が増える。
それは子の自信につながり夢や希望を持って学習できるのだ。
それが理想的な成長につながると考える。
短所は「切磋琢磨がなく集団性の欠如」だ。どうか、切磋琢磨できるチャンスを大いに活用してもらいたい。
小さな学校の良さは学校と家庭・地域の接点が濃いことだ。
おらが学校・学校は地域の文化センター的役割を果たしていることだ。
学校の運動会も学習発表会も奉仕作業も地域と共に行われる。
そしてなにより人間的なふれあいが濃いことだ。
今年3月には老川小学校6年生が「地域学習の成果」をレポートにして送ってくれた。
私が地域学習に力を入れていたことを教職員から聞いたのだろうか。
5年も経過するのに学習成果を送ってくれた。
こんなことってめったにないことだ。本当にうれしい。
統合は決まった。
「統合反対・閉校は寂しい」ではなく、統合によってもたらされる長所を考えてもらいたい。
「切磋琢磨」「部活・クラブ活動の充実」「集団性の向上」など。
 
 
 
 
 

    4月21日(土)曇り
       延寿堂「乳いちょう煎餅イメージ 1
 
昨日、うれしい電話が入った。
「もしもし、そちら『夷隅むかしむかし』を取り扱っているところですか?」
「はい」
「『夷隅むかしむかし第5集』をいただきたいのですが」
「ありがとうございます。どちらからですか?」
「勝浦です。朝市通りのコウショウジ前のエンジュジドウというものです。・・・本を購入したいのですがどうしたら良いですかね」
「ありがとうございます。お届けしますよ。高照寺は知っていますので」
「朝市通りで高照寺前にある延寿堂というところですが、わざわざ来てもらうのは申し訳ありませんよ」
「いや、今日勝浦に行く予定がありますので、ついでに寄らせていただきますよ」
本の注文の電話が飛び込んだ。5冊も注文してくださった。
『夷隅むかしむかし第5集』をなぜ?「高照寺の『おっぱいイチョウ』の話が載っていて、この本を購入したいという人がいるので手に入れたい」とおっしゃってくださった。
勝浦にタケノコ掘りに行く予定だったので、途中、延寿堂に寄って本を置く。
「すみませんよ。わざわざ届けてくださって」
「ご注文いただき、ありがとうございます」
「お茶飲んでくださいよ。センベイも食べてみてくださいよ。この2月にこの店始めたんですよ。こここに本を置くとね、手にとって読んで、欲しいという人がいるんですよ。それでお願いしたわけなんですよ・・・」
ガラスケースの上に本が置いてある。うれしい。
「この本はどこで?」 「隣の高照寺さんから・・・」
センベイをバリバリほおばりながらお茶をいただく。こうばしい香りが口にひろがり、鼻にぬけていく。おいしい。
久々の高照寺・朝市通り。高照寺と朝市の風景は同じだが周り景色は大きく変化していた。
高照寺境内に入ってみる。やっぱりイチョウの木が圧巻だ。イチョウの木との再会は10年以上だ。
また一段と枝を広げ幹も太く感じる。今日もしめ縄がかけてある。
やっぱり神木だ。貫禄十分だ。
延寿堂のせんべい、おいしかった。せんべいの名は「乳いちょう煎餅」。
イメージ 2イメージ 3
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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