じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2012年09月

       9月30日(日)イメージ 1
 月日の流れが速すぎます
 
今日で9月が終わり。
月日の流れが速く感じられます。
「歳を取ると月日の流れが速くなる」。
よく耳にしていましたが、実感です。
 
昨夜は十四夜。久々に美しい月を見ることができました。
今夜は中秋の名月。
台風17号近づいています。
朝は晴れて居ますが、天気予報では午後から雨になるとか。
名月を観ることができないかも・・・。
 
昨日、久々の晴れ間でした。
午後、ラッキョの苗を植えました。
Tさんからお裾分けにあずかりました。
牛糞と化成肥料少々を入れて植えました。イメージ 2
「ラッキョは身体に良いよ。細かく刻んでカツオ節で食べるとおいしいよ」と食べ方も教えてもらいました。
 
リンゴが真っ赤になり、青空に映えています。
写真では大きなリンゴに見えますが、じつは姫リンゴ。
ピンポン球くらいの大きさです。
食べると普通のリンゴと同じ味です。
皮をむくと食べるところがなくなってしまうので、洗ってそのまま食べます。
取り立てですので、シャリシャリして一段とおいしいです。
甘くなってきました。
夏の酸味リンゴから秋の甘いリンゴまで、今年はずいぶん食べました。
 

     9月29日(土)晴れ
    御宿町の秋祭りが終わりました
27日28日は御宿町の秋のお祭りでした。イメージ 1
隣り町の「大原はだか祭り」や勝浦市の「秋祭り」はテレビで放映されような大きな祭りです。
御輿が何基も出て、観光客が大勢くりだします。
カメラマンやマスコミの取材でにぎわいます。
でも御宿町の秋祭りは小さなかわいい秋祭りです。
マスコミも観光客も来ません。
 
御宿町は祭りの当番地区が決まっています。
「ねんばん(年番)」と言って、1年ごとに祭りの当番が変わります。
7地区あり、7年に1度「年番」が回ってくるのです。
御神輿が町の中を練り歩きます。
お囃子の音が聞こえてくると、「御神輿がわが家の近くにやって来たな」と、外に出ます。
御輿の担ぎ手が大きな声で練り歩きます。
お酒も入っているようで、威勢が良いでイメージ 2す。
公民館に用事があって行ったら、御輿にぶつかりました。
 
子ども御輿は毎年出ます。
夕方、子どもたちの元気の良い声が聞こえてきました。
「おちょいり」です。
大人御輿は春日神社におちょいりしますが、子ども御輿は地区の会館に「おちょいり」します。
祭りを惜しみ、まだ御輿を担ぎたい子どもたち。
時刻も時刻、早く「おちょいり」させたい大人達。
子どもと大人の攻防がつづきます。
祭りの好きな子どもが多いですが、嫌いな子もいます。
親は御輿を担がせようとしますが、本人は入って行こうとしません。
そんな子どももいます。
 
時々雨が落ちてきましたが、夕方は止みました。
秋祭りが終わりました。
こんな小さな祭りこそ風情を感じます。
 
 

         9月28日(金)雨
     やる気は「目標設定・達成感」と「認め・賞賛」イメージ 1
昨日27日(木)は「若い先生(経験10年未満)の研修会事業」の仕事。
主旨は若い先生の教育力向上。
「上手い授業をする先生の授業を参観し学ぶ」という事業。
授業参観(1時間)、研究協議会(1時間)という日程。
 
今日は体育の授業。児童は小学2年生12名。
低学年の児童を45分間、集中させるのは難しい。
なのに一人もあきる児童はなく一所懸命取り組んでいた。
参加者がいるという緊張感もあっただろうが、実に楽しそうに活動していた。
参観している私も楽しく、あっという間の45分であった。
 
楽しく子どもを集中させる要因は何か?自分なりに考えた。
イメージ 21,一つの種目をじっくりではなく、1つの種目に飽きる   まえに種目を変える。
 ・リズムダンス「オッパッピー体操」に始まって整理運   動まで13種目。
2,できなかったことができたという実感を持たせる。
  ・目標を持たせる・・・その子にあった目標をもたせる
  ・小さな達成感を積み重ねる
3,認め、賞賛する
  ・目標を達成すればみんなで拍手
  ・教師のほめことば
4,楽しい授業の工夫
  ・音楽 ・リズムに合わせて声を出す ・多種多様な   運動
 
子どもを集中させる方法は「目標設定・達成感」と「認め・賞賛」なのかな?なんて、この歳になって改めて感じている。
これも低学年のうちだけ。高学年・中学生になるとこれも効果が薄れてくる。
授業は本当に難しい。

 

       9月27日(木)イメージ 1
    「百日草 がんこにがんこに 住んでいる」
夏が終わると花壇も寂しくなってきた。
「秋の桜」、コスモスが私の出番だとばかりににぎやかに咲いているが、おおかた枯れてしまった。
 
そんな中で、百日草が元気。
花の時期は百日以上になる。
なるほど、名前にふさわしい花だ。
今年初めて、種をまいて育てた。
種の袋を見たときは色鮮やかで華やかに感じて購入した。
ところが咲いてみると、花の色は少しくすんでいる。
陽が当たっても、くすんで、鮮明さに欠ける。
色も形も地味な花だ。
日本古来の花にちがいない、と勝手に決めつけていた。
ところが、メキシコ原産だという。
「太陽の国とくすんだ地味な花びらがメキシコと結びつかないねー」と言うと、
「夏の暑い日でも咲き続ける。メキシコらしいではないか?」と言う。
さらに、こんな句があることを教えてくれた。
「百日草 がんこにがんこに 住んでいる」
「これでもか、これでもかと、がんこにがんこに咲き続けているのが百日草なんだ。作者の名前はわすれたが・・・」イメージ 2
「がんこに住んでいるのは誰だと思う?」と、質問してきた。
「百日草でしょう。花の時期が長いことを頑固に住んでるって、花を擬人化したじゃないの?」
「そう解釈するか。擬人化か。・・・それで住んでいるという表現か?」
「がんこに住んでいるのは、この百日草を育てている主人だ?おれはそう解釈したけどな」
そうか、がんこに住んでいるのは花を育てている人間か?
「百日草 がんこにがんこに 住んでいる」
もう一度ゆっくりくりかえして口ずさんだ。
うん、なるほど・・・。
暑い夏の間、がんこにがんこに水をやる、融通のきかないオヤジの姿が浮かんできた。
 
インターネットで調べたら作者は坪内稔典(つぼうちとしのり・1944年~大学教授)でした。

 

    9月26日(水)くもり
              「柿」攻防戦の秋イメージ 1
残暑厳しい日がつづきましたが、この2・3日は秋らしい陽気です。
「高い空 さわやかな風 曼珠沙華」っていう陽気です。
道端のあちこちに、曼珠沙華(彼岸花)が咲き出しました。
曼珠沙華で有名な大多喜町三条の開花が気になります。
 
秋と言ったらもう一つ、柿です。
わが家の柿は今年も実をつけました。
量販店から950円くらいで購入してきた柿の木が5年目になります。
このところ毎年実をつけます。
実の個数は減ってきましたが、大きさは年々大きくなっています。
数えてみると、10コ。
これと言って肥料もやらないのに、毎年実をつけてくれます。
柿の背丈は1m60㎝ほどです。
あまり背丈が伸びないように木の先端を切りました。
なぜなら、この柿は甘柿。イメージ 2
そう、赤く熟れてくると、カラスがやってきて全て食べ尽くしてしまいます。
それで赤くなり始めると防鳥ネットをかぶせます。
木の丈が伸びすぎると、防鳥ネットをかけるのに一苦労するのです。
それで、1m60㎝ほどで止めました。
私の周りでは渋柿多いです。
渋柿の理由が理解できました。
柿の木の苗を購入するときに、「渋柿なんて食べれられないのに、なぜ購入するの?」。
干し柿にするのだそうです。
干し柿にするのも大変だが防鳥ネットを張るのも大変です。
防鳥ネットを張っても食べられてしまいます。
今年は何個人間の口に入るやら・・・。
カラスとの柿の攻防戦が今から気になっています。
 
 
 

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