じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2012年09月

           9月25日(火)くもり
             九十九里平野とシラサギ
昨日、用事ができて長生村に行ってきました。
長生村は九十九里平野の海よりに位置する村。
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平野(平らな野原)という通り、真っ平らです。
遮るものはなく、遠くに、遠くに林がみえだけです。
道路は農道を通りました。イメージ 2
真っ直ぐ、一直線に伸びて、遠くの林につながっています。
車は時々通るだけ、「貸し切り道路」といった感じ。                  
開放感あふれた気持ち良い眺めです。

道の両端は刈り取りの終わった田んぼ。
この田んぼに昨日降った雨がたまって、田植え直後の田んぼのような光景です。
 
白い鳥が田んぼに何十羽もいます。イメージ 3
シラサギでしょうか?
一所懸命何かをついばんでいます。
こんなたくさんのシラサギをこんな間近で見るのは初めて。
急いでデジカメを出し撮ろうと、道端に停車。
すると一斉に飛び立ちます。
しかたない、望遠しかありません。
望遠でピントを合わせようとしていると、飛び立ってしまいます。
なかなか上手く撮れません。
 
昔、鳥博士にシラサギと言ってもダイサギ、チュウサギ、コサギ、アマサギなどに分かれるんだという話を思い出した。
クチバシや目元で見分けるんだ、と言うことを聞いたが、確かにクチバシが黒色、黄色がいます。
種類はわかりません。
真っ白な姿は気高く気品があって本当に美しい。
毎年秋にはこんな景色があったのでしょうが、生まれて初めての景色でした。
 
 

   9月24日(月)くもり
      庭にアサガオの花が?
昨日は一日雨、寒い一日だった。
それとも、涼しく過ごしやすかった、と表現した方がいいのかな?
 
天気予報では今日の気温は30度と予報していた。
暑くなるだろうと短パン、Tシャツにしたら、肌寒い。(午前8時20分)
「暑さ寒さも彼岸まで」を実感。
 
今朝気がついた。
庭にアサガオの花が咲いている。
種をまいたわけでないが、種が飛んできて芽を出し咲いたのだろう。
自分でまいたアサガオが終わってしまったので、何だか得した感じ。
ツルを誘引するために竹棒を添える。
しばらくの間、楽しめそうだ。
感謝、感謝。
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陽が出てきまた。
やっぱり、天気予報通り今日は暑くなるのかな?
 
 

                     9月23日(日)雨イメージ 1
      一生懸命は格好いい
今日は朝から雨。10月の気候だという。
肌寒くて、昨日までの短パンから長ズボンに替える。
 
昨日昼の散歩で海岸に。
若い人でにぎわっている。
9月8・9日につづいてライフセービング大会。
今日は大学対抗戦みたいだ。
旗(棒)を取り合う競技。
正式の名前は何というのだろうか?
まっ黒の身体、鍛えた厚い胸の筋力、割れた腹筋・・・。
さすが今日はメタボの身体は見あたらない。イメージ 2
おまけに最近の学生は背が高い。イメージ 3
筋肉隆々とした長身の若者は威圧感がある。
声援の声が、これまたデカイ。
 
外見も格好いいが一生懸命さが格好いい。
砂浜を駆ける姿は格好いい。
一生懸命、全力で疾走する姿が格好いい。
試合前、一人黙々とスタート練習する姿も格好いい。
最後の最後までがんばる姿は格好いい。
 
こういう光景を見ると元気が出てくる。
散歩の途中でゆっくりジョギングした。
 
 
 

            9月22日(土)
    なぜ「地獄橋」なの? 縁起悪くない?
今年の年度当初に、大多喜町の総元小学校で10月10日に民話の話をするように依頼されていた。イメージ 2
まだまだ時間があると思っていたら、残り20日あまりとなってしまった。
内容は「総元地区の民話について」。
そのため話の材料は決まっている。
最近は、話をするのにプリントだけでなく、パソコンを使うようになった。
プレゼンテーションとか言って、写真や絵・図を写しだして話すようになった。
器機に弱い私には困った現象だ。
そんなわけでH地区の民話舞台を訪ね、デジカメに撮ってきた。
 
民話で最も身近に感じるのは地名や名前ではなかろうか?
「地獄橋」、こんな橋の名前がある。
バス停にも使われている。
地名、あまりにも身近すぎて、「なぜこんな地名が?こんな名前が?」などと日頃は疑問にも思わない。
しかし考えてみると不思議である。
なにも縁起クソ悪い「地獄」なんてつけなくても?
反対に「天国橋」とか「幸福橋」とか、ハッピーな名前をつければいいのにと思っていた。
不思議に思い、「なぜ、地獄橋なんですか?」と地区の人に何度も聞いたことがあるが、だれも説明できない。
そんなある日、近くのおばあちゃんに何気なく聞いた。
「むかし、ここで戦があってね。大勢の人が死んだんだ。戦の悲惨な様子を地獄って言ったんでしょう・・・。この橋の下を流れる沢を仏(ほとけ)沢と言うんだ・・・」
納得、納得。
このおばあちゃんの話をもとに民話を創作したことがある。
こんな民話にした。
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その後、テレビの「日本珍百景」とい番組から「なぜ地獄橋なんですか?」という電話がかかってきたが、テレビで「地獄橋」がとりあげられたということは聞いたことがない。
 
その他、「四ツ石」「石神」「八声」・・・など不思議な、楽しい地名が残る地区。
時々、雨が落ちてきたが楽しい取材ドライブとなった。
 
問題はこれから、この写真をパソコンで加工しなくてはいけない。
でも、楽しくやらなくては。
 
 

       9月21日(金)
    ダイコン畑がカボチャ畑に変身
あれれ・・・。
こりゃー、どうしたことですか?イメージ 1
ダイコン畑がカボチャ畑に変身しているではありませんか?
 
先日雨の降ったあとに、ダイコンの種をまきました。
そろそろダイコンの芽が出る頃。
畑に近づいてみました。
すると、カボチャの芽がたくさん出ているではありませんか。
 
原因はすぐにわかりました。
堆肥です。
ダイコン種をまく前に畑に堆肥を入れたのです。
堆肥といっても大きな穴を掘って、刈草や収穫の終わった作物を枯らして穴に埋め腐らせたものです。
穴には台所で出た残飯も捨てます。
原因はこれです、カボチャを料理したあとの種を穴にすてたのが芽を出したのです。
残飯捨て場を見ると、こちらもカボチャが芽を出しています。イメージ 2
 
野菜作りの参考書を見ると「土を選ばず、やせ地でもどこでもつくれます。はじめて挑戦しても、まず失敗がありません」と書いてありました。
そうですか、これなんですね。
カボチャの種は主人が種をまいたのと勘違いしたのですね。
植え替えようと思ったが、もうこの時期はカボチャは実をつけないだろうといいます。
 
かんじんなダイコンはというと、芽が出ていました。
柔らかい小さな芽を出していました。
この畑はダイコンの領地です。
カボチャには申し訳ないが立ち退きしてもらいます。
カボチャは不服でしょうが、歴史的経緯をよく説明して納得してもらいます。
 

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