じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2012年10月

イメージ 2     10月31日(水)曇り
   スゴイ「福島から日本1周」の青年に会う
いつものように今朝もラジオ体操へ。
月の沙漠記念館前にサイクリング自転車。
寝具まで積んだ大荷物。
「ああ、寝泊まりしながら自転車で旅行か?」
自転車の主は見あたらないが、海岸のラクダ像でも見物しているのだろう。
「いいなあー、青春だなー」と思いながら見過ごした。
 
ラジオ体操が終わって帰ろうとすると記念館前がにぎやかだ。
自転車の主だ。
ラジオ体操帰りの人達が自転車を囲んでいる。
「これから食事ですか」
「はい、これから」
お湯を沸かしている。
ビニール袋から生肉を取りだし食事の準備を始めている。
「福島からですか」
「はい。福島からです」イメージ 1
「福島はどちらから」
「福島市です」
「今日で何日目ですか」
「75日目です」
「ええ、75日目?」
「はい最初、北海道、東北を廻って来たので今日75日目です」
「日本一周されるんですか」
「はい、日本全国廻る予定です。いつ福島に帰れるかわかりません・・・」
「写真撮ってもいいですか?」
「はい、いいですよ」
・・・
自転車の後ろに「福島県から日本一周」と書かれている。
肝心な旅の目的を聞くのを忘れた。
「脱原発」を訴えているのかな。
すごいなー。
若いとき、一人旅とか日本一周自転車旅といったワイルドな経験がないので、こういう若者を見るとうらやましく思うと同時に感心してしまう。
「身体に気をつけてがんばってネ」
声援をおくってその場を去った。
 
 

      10月30日(火)晴れ
 
   イメージ 1
御宿海岸も朝晩寒くなってきました
朝晩、めっきり寒くなってきました。
目は覚めているが布団から出るのがつらいです。
「まだ10月だぞ、寒さはこれからが本番。今からこんなことでどうするんだ」
自分に言い聞かせます。
でも、つらいです。
もうすぐ6時、朝のラジオ体操に行く時刻です。
6時目覚ましが鳴ります。
思い切って布団か出ます。
急いで着替えて、朝の任務を果たします。
雨戸をあけて、倉庫のシャッターを上げて、門扉を開けて、新聞を取って来る。
イメージ 3そして、ラジオ体操会場の月の沙漠記念館広場へ。
今朝はTさんに会いました。
「おはようございます。もう一回り散歩されたんですか?」
「ああ、グルッとこの近所散歩してきて、これから体操へ行くところです」
「・・・何時に起きられるんですか?」
「5時半だな・・・習慣で目が覚めるんだ」
話しながら一緒に広場まで歩きます。
ラジオ体操まで10分ほど時間があります。
太陽が昇ります。
「海岸まで歩きます。また体操で」イメージ 2
急ぎ足で海岸へ。
陽が昇る、東の空が明るくなってきます。
橋の上で太陽に向かって手を合わせている女性がいます。
御来光だ、おごそかな朝の一瞬です。
朝日に照らされる釣り人、サーファー・・・。
海岸はすでに活動しています。
写真を撮って、急ぎ足でラジオ体操へ。
寒いけれど、清々しい今日の始まりです。
 
 

                 10月29日(月)晴れ
「東京ドイツ村」に行きました

イメージ 3今日「東京ドイツ村」に仲間でバスを貸し切って行ってきました。<五倫文庫研修旅行>
初めて行きました。
「千葉県(袖ヶ浦)にあるのに東京とはいかに?」
「千葉県(成田)にあるのに東京国際空港と言うがごとし」
「千葉県(浦安)にあるのに東京ディズニーランドと言うがごとし」
・・・千葉県にあるのになぜ東京なの?やっぱり、世界に売る出すためには東京なのか?ちょっぴりさみしいね。
初めて行きました。
9時30分、開園と同時に入園。
広い芝生が美しい。
なんとその昔はゴルフ場だったとか。
なるほど、なるほど芝生が美しいことに納得。イメージ 1
ここのメイン「花」だそうです。
早春は菜の花、春はチューリップ 夏はヒマワリが有名らしい。
そしてローズガーデンが5月から11月に見頃。
そのローズガーデンが工事中とかで見ることができませんでした。
今はコスモスが満開。
これだけ広い敷地に咲けば圧巻です。
秋空にコスモスが似合います。
緑の広い広い芝生、赤やピンクのコスモス、遠くに緑の山々、高い高い秋空。
眺めているだけでいい。
そして、ミカン狩り。
久々のミカン狩りで6コたいらげました。
帰りはビニール袋1個の持ち帰りです。
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11時30分まで楽しみました。
その後昼食「ばんや」、カステラ工房、みんなみの里、亀田酒造を巡って4時30分公民館着。
千葉に住んでいながら、知らない所が多い。
すぐ近くに楽しいところがいっぱいあるんです。
「灯台もと暗し」って、このことです。
 
 
 
 
 
 
 

                10月28日(日)曇り
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夕食の前に夕刊をひろげる。
さわやかな詩に感動。
 
女川は流されたのではない
新しい女川に生まれ変わるんだ
人々は負けずに待ち続ける
新しい女川に住む喜びを感じるために
 
作者は13歳の中学生だという。
何と前向きな勇気のわく詩なんだろう。
震災後「絆」ということばが流行した。
今度は「生まれ変わるんだ」という積極的な力強い姿勢がすがすがしい。
「新しい女川に住む喜びを感じるために」の一節は明るく希望がわく。
 
人間の運命はだれにもわからない。
うちのめされ挫折することも多い。
でも、悲嘆にくれるのではなく新しく生まれる、何と夢のある強いことば。
この詩が町役場や病院や町のあちこちに掲げられているという。
大勢の人が励まされ勇気をもらっているという。
「ことばの力」・「言霊」を実感した。
「・・・されたのではない/・・・に生まれ変わるんだ」
運命を嘆くのではなく、こんな気持ちで生活したい。
生活しなくては・・・。
13歳の中学生佐藤袖希さん、素晴らしい詩をありがとうございました。
勇気がわいてきます。
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                                   平成24年10月27日(土) 朝日新聞夕刊より
 
 

   10月27日(土)晴れ
網代湾 月は東に 陽は西に
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昨日(26日)の夕方の散歩は、海岸へ。
4時30分。
東の空髙く月が出ている。
十三夜だという。
空が晴れて、このところ月が美しい。
清少納言は「秋は夕暮れ・・・」って言ったけど、そうかもな?
西の空は太陽が沈む瞬間だ。
夕日が海面に映って光っている。
「月は東に陽は西に」の景色だ。
月と太陽の間の空が幻想的だ。
空の下の大海原ではサーファーが波と戯れている。
「戯れる」ではなく、格闘しているのかな?イメージ 2
「格闘」では上手く波に乗れないか?
波に「同化」しているのかな?
波にとけ込んで波と「一体化」しようと懸命だ。
何と表現すれば良いのだろう?
日本語は難しい。
カモメが飛び羽を休めている。
こころ穏やかになる夕暮れ時だ。
「網代湾 月は東に 陽は西に」
「月は昇るし陽は沈む」かな?
 
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