じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2013年01月

      1月26日(土)晴れ          
       カルチャーショックです。哀しいです。イメージ 1
過日、県知事賞通知のハガキではしゃいでしまった、表彰式がありました。
表彰式なので、久々に背広にネクタイ。
厚手のコートを羽織って出かけました。
はしゃいで事故でも起こすといけないと思い、電車で出かけました。
途中から乗客で混雑。
むむ・・・肩が凝ってしかたありません。
ああ、やっぱり、背広・ネクタイの生活はもう難しい、と身体が訴えています。
 
会場の「千葉市生涯学習センター」に40分前に到着。イメージ 2
隣は千葉市中央図書館。
時間つぶしにブラッと入ってみました。
何だ、これが図書館?
よく出かけている0町やM市の図書館施設が、「スゴイ本の数、うらやましい」と、思って眺めていました。
なのに、今日は大大・・・カルチャーショック。
本の数はいうに及びません、、10倍もあるでしょうか。
週刊誌、月刊誌、新聞・・・本屋に並んでいる全てと言っていいくらいの種類。
新聞も全国の地方紙まで全部そろっているではありませんか。
中学生や高校生が学習できる「学習ルーム」、子どものための「読み聞かせルーム」絵本の数も半端じゃありません。
CD、ビデオ、DVDも視聴できる個室まで完備。
閲覧室もソファーがあちこちに。イメージ 3
休日のせいか、高校生、大学生、老人、家族連れ・・・の姿。
ソファーで一心不乱に読書の姿もあるが、昼寝している姿も・・・。
昼寝もうなずけます。
大きな窓から陽ざしが降り注ぐ、そして暖房完備、快適です。
「日本って、文化国家じゃないですか」こんな設備があるなんて。
2階もあって、千葉県コーナーまであって、見たい本があるは、あるは・・・。
同じ日本人、千葉県人なのに、どうして?
それに比べ、当地は・・・、怒りよりも哀しみが先立ちます。
 
表彰式の感動よりも、千葉市と当地の図書館の隔たりに、カルチャーショックを受けた一日でした。

       1月25日(金)晴れイメージ 1
       「夕陽・月・カモメ・砂模様・・・」美しい御宿海岸です
夕方海岸へ散歩に行きました。
風は冷たいですが、何だか春の雰囲気が漂っています。
陽ざしのせいでしょうか?
気温のせいでしょうか?
いつもより、多い散歩人の数でしょうか?
何だか、春間近といった感じがします。
 
渚にはいつもより多いカモメ。
スゴイ数です。
渚に休んでいるカモメだけではありません。イメージ 2
沖の海面にも、空にも・・・。
恐ろしい感じさえします。
 
今日の強風のおかげで、海岸の砂が美しい模様を創っています。
芸術品です。
足跡のついていない砂浜を選んでシャッター切りました。
 
岩和田港に歩いて行きました。
午後4時30分だというのに、港の後ろのトドロキ山に月が出ています。
これまた、美しい景観です。
ほぼ真ん丸、十四夜です。イメージ 3
「日の出時刻表」ってあるけど「月の出時刻表」あるの?
ネットで検索したら「月の出時刻表」もありました。

まだ、陽が出ているのに、お月様です。千葉県の今日の月の出は午後2時30分。
ちなみに昨日は午後1時40分、明日は午後3時24分だそうです。
「時刻は月の中心が地平線に一致する時刻です」と、解説してありました。
 
カモメ、夕日、月、砂模様・・・美しい御宿海岸の夕方でした。
 
 

      1月24日(木)曇りのち晴れ
      野菜、鳥に食べられてしまいましたイメージ 1

名前は忘れてしまったが、昨年の秋にまいた野菜の種が芽を出して、順調に育っていた。
丈がまだ短ったが、暮れに一度収穫されて、味噌汁の具として食卓に登場した。
年を越したら、大きくなるだろうと楽しみにしていた。
残念、鳥に食べられてしまっていた。
やっぱり、防虫網をしなくてはだめか?
よそ様の畑の防虫網を見ながら、網までして育てなくても・・・。
自然に育つのを待つ。
「鳥に食べられたらそれまでよ」と、たかをくくっていたが、食べられてしまった。
鳥の姿、そんなに見なかったのに・・・、いったい、いつ食べたのだろう。
食べてる鳥の姿も見なかった。
これは夜に食べたにちがいない。
昨日、わが家の庭に「風車」が2個置いてあった。
いったい、だれが?
ひょっとしたら、野菜が鳥に食べられているのも見て、風車を置いていってくれたのだろうか。
イメージ 2さっそく、野菜畑に風車をさした。
野菜の根があるので、もしかしてまた育ってくれるだろうか。
 
野菜作りも難しい。
夏は虫がつくし、冬は鳥が食べるし。
まあ、来春の野菜作りのための授業料と、思うことにしよう。
隣のシュンギクは食べられていない。
どうして?
あのシュンギクの臭いのせいなのかな。
ネギも食べられれていない。
ということは、臭いの強い野菜を栽培すればいいのか?
臭いの強い野菜って、何があるだろう。
でも待てよ、チンゲンサイは食べられていない。
「はじめての野菜つくり」をひもとこう。
 
それから、風車を置いてくれたのはだれだろうか?
Mさんだろうか、ありがとうございます。
 
 

       1月23日(水)曇り
       唱歌「冬景色」の意味って難しいイメージ 1
今日は散歩コースを変えてみました。
網代湾の左端にある岩和田漁港方面がいつもの散歩コースだが、今日は右端の御宿漁港に。
砂浜が終わって、御宿漁港。
船が引き揚げられて並んでいます。
冷たい風が時々吹きつけてきます。
冬の港風景です。
・・・くちずさんでいました。
さぎりきゆる みなとへの
ふねに白し 朝の霜
ただ水鳥の 声はして
いまだ覚めず 岸の家
「さぎりきゆる みなとへの・・・」
「港へ向かって流れていた霧が消えて晴れてきた・・・」こんな、意味なのかナーなんて思いながらくちずさんでみました。「でも、何だかおかしいなー」・・・「みなとへ」ってどんな意味?イメージ 2
まあー、いいや。
それにしても、日本の昔の歌、童謡唱歌って、曲も良いし歌詞もいいなあー
カラスなきて 木に高く
人は畑に 麦を踏む
げに小春日の のどけしや
かへりざきの はなもみゆ
と、2番の歌詞も出てきました。
「カラスが木の高いところで鳴いている。
畑には麦を踏んでいる人の姿が遠くに見える」。
風景画となって浮かんできます。
・・・むむ・・・「かえりざきの はなもみゆ」って、どんなこと。
3番もあったような気もするが、歌詞が出てきません。
帰ってから本を広げました。
     冬景色
さ霧消ゆる 湊江(みなとえ)の
舟に白し 朝の霜イメージ 3
ただ水鳥の 声はして
いまだ覚めず 岸の家
 
烏(からす)啼(な)きて 木に高く
人は畑(はた)に 麦を踏む
げに小春日の のどけしや
かへり咲(ざき)の 花も見ゆ
 
嵐吹きて 雲は落ち
時雨(しぐれ)降りて 日は暮れぬ
若(も)し灯火(ともしび)の 漏れ来(こ)ずば
それと分かじ 野辺(のべ)の里
 
「みなとへ」は「港へ」ではなく「湊江」でした。
「港になっている入り江」という意味だそうです。
「かえり咲きの花」は「その花が咲く時期でないのに花がひらくこと」と広辞苑に出ていました。
それにしても、意味がわかれば、また一段と歌の良さが身にしみてきますが、意味が難しい。

       1月22日(火)雨午後曇り
       今日は「枯葦(かれあし)」の似合う天気でした
天気予報通り、朝から雨。イメージ 1
2時頃雨が止み、3時過ぎうっすらと日差しもありましたが、またドンヨリした雲り空になっています。(午後4時35分)
家の中に閉じこってばかりいると不健康です。
コーヒーの飲み過ぎか、胃がむかむかします。
少し動かなくては・・・海岸へ散歩に。
冬晴れの澄み渡った空を連日見てきたので、ドンヨリと曇った空は久しぶり。
清水川の枯れた葦がやけに寂しく見えます。
「冬枯れの葦」は「葉っぱのフレディ」を連想しますが、何だかもっと寂
しく感じます。
水気の無い枯れてしまった葦、さわればポキンと折れそうです。イメージ 2
曇り空の下、寒風に晒(さら)されている光景は寂しいです。
「寂しい」という言葉しか出てきません。
語彙が貧しいのを再確認しています。
「寂しい」を他の言葉に置き換えたら・・・ええ・・「寂寥(せきりょう)」「寂寞(せきばく)」・・哀しいかな他は浮かんできません。
サギが枯葦にたたずんでいます。
 
「枯葦(かれあし)」は冬の季語?
本を広げてみました。
枯葦の日に日に折れて流れけり  イメージ 3
                  高桑蘭更(たかくわらんこう)
枯れ芦の鴨の入江に陽はさして ゆきてかえらぬものに春くる
                  馬場あき子
津の国の難波の春はゆめなれや 蘆のかれ葉に風わたるなり                       西行
枯葦のひねもす吹かれ傾きぬ
                    小柴主計
「日に日に折れて流れけり」「ゆきてかえらぬ」「春はゆめなれや」「吹かれ傾きぬ」、どれも寂しいですね。。
今日の寒い天気に「枯葦」は似合います。
 
 

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