じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2013年03月

     3月31日(日)曇り
    幸か不幸か桜が満開です
今日も寒い一日でした。冬の陽気です。
この寒さが幸か不幸か、桜がまだ咲いています。
M市に行ったら、写真のようにまだ桜並木に桜の花、花。
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今日が満開ではないでしょうか。
背景が青空なら桜の花がもっと際だつのでしょうが、あいにくの曇り空。
それにしても、この桜並木、600メートル、いや、もっとあるでしょうか。
この桜並木を最初に始めた人はスゴイ人ですね。
未来に何かを残す人って、スゴイですね。
それも、次の世代が喜ぶものを残すのはえらいことです。
菜の花も美しい。
緑に黄色、引き立ちます。
明日もまた寒いとか・・・。
桜はまだ散って欲しくないし、暖かくなって欲しいし、欲張りですかね。
 
 

       3月30日(土)曇りイメージ 1
       「桜見物」と「雪見酒」
花冷えと言うのでしょうか、肌寒い一日でした。
用事ができてO町に行ってきました。
今年最後の桜を撮影する人たちでいっぱいでした。
Tさんから「O町の桜の名所はお城と釣り堀の桜」と聞いたので行ってみました。
お城は何度も見ているので、省略して釣り堀へ。
何と、もう緑の葉桜でした。
緑の葉桜並木が川に沿って続いているではありませんか。
来年は花の季節に来ようと。
桜並木を見るために回り道して帰宅。
わあー、満開。
風が吹くと散る光景は華やかの中にも、もの悲しい。イメージ 2
「散る桜 残る桜も 散る桜」だっけ。
一斉に咲き誇り、一斉に散っていくさま。
戦時中、「潔く国のために死ぬ男の美学」にされたとか。
この桜散り際を見れば、そんな美学、価値観に襲われますねー。
政府も軍事予算増額とか・・・?
でも、二度とくりかえしていけない美意識、価値観ですね。
 
北国はまだ冬です。
桜の季節はもう1か月後だとか?
雪を見ながら温泉、温泉から上がれば酒と、また贅沢な日々を過ごしてきました。
こんな平和な国でいて欲しいです。
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      3月22日(金)晴れイメージ 1
      満開の桜をこの先いったい何度 見ることになるだろう
桜の花が例年より早く開花し、予定していた桜祭りが狂ってしまうというテレビのニュース。
このところの暖かさが開花を早めているようです。
私も逃してはいけないと、茂原公園に行ってきました。
途中、沿道の桜はまだ5分咲きといったところ。
あれー、少し早かったのか?
桜が満開というのは東京で、まだ千葉はこれから?
毎年不思議に思います。
房総と東京では房総の方が暖かいだろうに、なぜ桜の開花は東京が早いの?
 
茂原公園は平日だというのに駐車場は満杯。
やっと空いている所を見つけて駐車。
5分咲きといったところかな、やっぱり、少し早すぎました。
でも、美しい。
池の周りに咲く桜、池に映る桜、青い空に映える・・・美しい。
毎年桜の季節になると、竹内まりやの「人生の扉」の歌が聞こえてきます。
イメージ 2春がまた来るたび ひとつ年を重ね
目に映る景色も 少しずつ変わるよ
陽気にはしゃいでた 幼い日は遠く
気がつけば五十路を 越えた私がいる
信じられない速さで 時は過ぎ去ると 知ってしまったら
どんな小さなことも 覚えていたいと 心が言ったよ
・・・・
満開の桜や 色づく山の紅葉を
この先いったい何度 見ることになるだろう
ひとつひとつ 人生の扉を開けては 感じるその重さ・・・
本当にこの先いったい何度満開の桜を  見ることができるだろう。
歌の詩を思い出しながら歩きました。
高齢者が多い。
この先いったい何度、桜を見ることができるだろう、多くの人が同じような思い出眺めているにちがいない。
雪柳でしょうか、満開でした。
帰宅してから、竹内まりやの「人生の扉」久々に聴きました。
以前よりもさらに心に響きました。
イメージ 3
来週が見頃ですかね。
もう一度満開の時期に来ようかな。
 
 
 

      3月21日(木)晴れ
      代掻きの終わった田んぼが美しい
西高東低の冬型の天気にもどりました。イメージ 1
天気は良いのに、冷たい風が朝から吹いています。
気温は昨日より7度も低いそうです。
 
0町に用事ができ、行ってきました。
道路沿いの田んぼは「田起こし」と「代掻(しろか)き」が真っ最中です。
「米作りで一番大切なのが田起こしと代掻きだ」という、専業農家の人の言葉を思い出しました。
「土を細かくくだき、ていねいにかき混ぜなければいい田んぼにならない。いいかげんにやると田んぼがデコボコになるし、雑草ははえる。時には田んぼの水漏れをおこす時もある。めんどうでも、ていねいにやらなくてはいけない・・・」
米作りの経験はないが、田起こしも代掻きも大事な仕事だそうです。
「今はトラクターがあるからあるから便利になった。昔は大変だった。牛を使って田起こしや代掻きをやったこともあった・・・それを思うと楽だ・・・」と年配者。
これから、田んぼが落ち着くまで数日かかり、その後「田植え」だそうです。
代掻き後の田んぼは広く感じます。
晴れていると山や空の雲が田んぼに映り美しい景色を見せてくれます。
畦道に菜の花一群でもあれば、また一段と映えます。
今日は菜の花が映る田んぼは見えませんでした。しかしこれから黄色い菜の花、新緑の山、白い雲・・・桜・ツバメ・・・を映す田んぼにお目にかかれると思います。
ドライブが楽しみです。
イメージ 2
 
 

     3月20日(水)晴れのち曇りイメージ 1
     桃の花が咲きました
Uさんからいただいた桃の木はわが家に来てから3年目。
初めて花が咲きました。
Uさんが、食べた桃の種を埋めたら芽を出し、苗木にしたそうです。
その苗木をもらってきたのです。
直径3センチほどになりました。
梅と桜はよく見るが、桃の花をじっくり見るのは初めてです。
待てよ、桃の花と言ったら3月3日の「ひな祭り」「桃の節句」の桃?
3月20日に花が咲くとは、これって桃の花じゃないかも?
「ひな祭りの桃の花はハウスで育てて開花させた花。露地の桃の花は今が旬だ」と花博士。
梅・桜・スモモは清楚だが、桃は何となく華やかで色っぽい。イメージ 2
こんなときは「花言葉」を探す。
すると「天下無敵」「チャーミング」「私はあなたのとりこ」。
チャーミングはあっていますね。
「天下無敵」って、「桃太郎」伝説から由来するのかも?
桃は邪気をはらう霊力があるらしい、それで天下無敵なのかもしれませんね。
 
桃の花の俳句は好きです。
なぜなら俳句は結構難しく、「どんな意味?」と首をかしげる句多いですが、桃の花の句は「そうだ、そうだよな」とうなずける句が多い。
不思議です。
・戸の開けてあれど留守なり桃の花  千代女
・桜より桃にしたしき小家かな  蕪村イメージ 3
・海女とても陸こそよけれ桃の花  高浜虚子
・故郷はいとこの多し桃の花  正岡子規
・野に出れば人みなやさし桃の花  高野素十
・百姓に今夜も桃の花盛り  永田耕衣
・ふだん着でふだんの心桃の花  細見綾子
 
Uさん、ありがとうございました。
このところ毎日、眺めて楽しんでいます。 

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