じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2015年07月

7月31日(金)晴れ
やせたんじゃない?

海岸まで行くと毎朝冷たいくらいの涼しい風が吹いているのに、今朝は無風です。
いつもより暑く感じます。
でも気温は、午前6時、24度。
そう湿度が高い、なんと96%。
毎朝、涼風が吹いてここはハワイ?
そんな気分になるのですが、今朝は「日本の夏」っていう感じです。
景色だけでもリゾート地ハワイの気分になろうと、ベンチに座って椰子の木を見上げます。
青い空と海、椰子の木、そして高層ビル・・・しばしハワイ気分です。
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「少しやせたんじゃない」
「そう、・・・日焼けしたのでやせたように見えるんじゃない」
と言いながらも(朝の散歩とラジオ体操の効果?)と内心喜びました。
このところ毎日畑の草取りで汗をビッショリかくので、その効果かも?。
お世辞とわかっているが嬉しい。
午後2時、あまりの暑さに窓を全開し、テレビの前でゴロゴロ。
(今日はこの暑さ、畑仕事は中止)と心が言っています。
(待てよ、せっかくやせてきたのに・・・1時間ほど頑張ろうや)、もう一つの心が訴えています。
暑い、熱中症になったら・・・?せっかくやせたと言われたのに・・・?
(年だからな、無理するなよ)(このくらいの暑さ何だ、これからもっと暑くなるぞ)(年を考えろ)・・・心が葛藤しています。
3時30分になりました。
決めた(がんばるぞー・・・汗いっぱいかいて、水浴びるぞー)
外に出て畑の草取りを1時間30分しました。
汗がダラダラ流れます。
目に汗が入って痛い・・・。
でも頑張る。
5時を告げるチャイムが鳴りました。
上半身裸になって水道水を頭から浴びる。
超気持ちいい・・・。

7月30日(木)晴れ
作家曾野綾子の大ファンです

「・・・初めてスポーツが精神面を鍛えることの意味を知った。スポーツの最大の産物は、練習の鬼になり、勝って『なせばなる』などと確信することではない。練習しても練習しても、才能に限度があることを知り、常に自分の前に強者がいて、自分に砂埃をかけて行くのに耐え、自分を見失わないことだろうと思った・・・」『絶望からの出発:曾野綾子著 講談社』
25年前に読んだ本の一節です。
今もなにかにつけ思い出します。
この一節に魅せられて曾野綾子のファンになりました。
著書も随分購入しました。
最近は歳のせいか『老いの才覚』『引退しない人生』『老年になる技術』など老いに関する本を読みました。
「年をとるほどに人生はおもしろくなる」といつも前向きな姿勢に心引かれます。
「老い」に関する本は、最近パターン化しているようにも思いますが・・・。
でも勇気が湧いくる言葉がいっぱい詰まっています。
新刊本の内容が一部書かれていました。
・弱みをさらせば楽になる
・「もっとほしい」という欲望が不幸を招く
・感謝することが多い人ほど幸せになる

「うん、そうだ、そうだ、納得、納得」とうなずいてしまいます。
本屋で手に取ってみようと思います。
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7月29日(水)晴れ
実りの秋が近づいています

車でM市へ行ってきました。
途中の田園地帯が美しい。
田によって色が違っています。
黄色に色づき始めた田があちこちに見えます。
来月は稲刈りでしょう。
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ついこの間、田植えが終わったと思っていたら・・・。
実りの秋が近づいています。
月日の経つのが本当に早いです。
今年平成27年の後半、7月が先日スタートしたと思っていたら、残り2日で7月が終了します。
今月(7月)心に残ること、何?
自問自答してみました。
・冊子「源頼朝と上総介広常」(夷隅民話の会発行)7月4日
・ドン・ロドリコ物語「スペイン船坐礁」の話をN中学校の生徒に7月22日
・「夷隅の民話」発表会 7月25日
・初「JR一筆書きの旅」7月28日
「夏はアタマに汗をかく」、電車の中で見た予備校のCMです。
受験生はこの暑い日々、頑張っていることでしょう。
定年おっさんも、身体と同時にアタマも汗をかかなくちゃあー。
「汗かき 恥かき 文をかき」、再度肝に銘じて夏を乗り切ります。
実りの秋にしたいものです。

7月28日(火)晴れ
冬至カボチャを食べたい

「日本中が猛暑ですんねえ」
「ここ御宿町(おんじゅくまち)って涼しいよね」
「そうねえー、夏でも30度を越える日って、少ないんだって」
「昔、政治家や文人の避暑地だったことが理解できるねえ」
「私たち、いい所に住んで居るんですよねえ」
「エアコンいりませんよ」
「そうですねえ、夜は窓を開けると冷たい風が入るし・・・」
東京から引っ越してきたYさんとお天気談議です。
猛暑の夏でも、確かに涼しい当地です。
朝夕は冷たいくらいの涼しい風が吹きます。
でも日中はさすがに暑いです。
それでも今日のピンポイント天気によると最高気温は正午29度です。
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午後、草取りをしました。
庭の一角が雑草です。
カボチャ畑で、草取りをしていないのです。
「カボチャは人間の手を入れないで自然に任す」のが良いカボチャのできる秘訣。
先日Fさんから聞きました。
横着な定年おっさんにピッタリな作物です。
そのせいか、良いカボチャできました。
カボチャの葉が枯れてきたので、カボチャを収穫し、草取りをしました。
カボチャは雪化粧という種類です。
冬まで保存し「冬至カボチャ」を食べたいです。
毎年、倉庫で保管しますが、冬至前に腐ってしまいます。
今年は棚を作って新聞紙を敷いて並べてみました。
風通しを良くするためです。

7月27日(月)晴れ
私(わたくし)史上初体験の「JR一筆書きの旅」

「JR一筆書きの旅」という旅があるのを知ったのは1年前。
いつかやってみようと思っていたが、忘れていました。
昨夜、また思い出しました。
動機は読書。
『野心のすすめ』林真理子著を読んでいました。
題名の通り、人間は野心(目標)を持たなければ進歩しないというのが要旨。
飛行機乗車の経験が次のように述べられていました。
「一生エコノミーの人は絶対にファーストクラスの座席を目にすることはありませんが、一度でもビジネスに乗るとファーストの世界をいやがおうでも目にしてしまうのです。人の生き方も同様です。ずっと三流のままであれば、一流の世界を覗くことさえできない。」
ひゃー、ショック。
定年おっさん飛行機に乗った経験さえ数回、それもエコノミーだけなのに・・・。
「俺の人生、やはり三流だよなあー」、と腹も立つことなく素直に読み過ごしました。
読み進めて行きますが、どうも飛行機乗車のくだりがひっかかります。
飛行機の旅も新幹線の旅もままならない、定年おっさんです。
でも三流人生も良いぞ・・・真理子さんとは対照的な「JR一筆書きの旅」を思い出しました。
以前から一筆旅のデビューは千葉県一周と決めていました。

今朝ザックにカメラ、ペットボトルのお茶、本と筆記用具を入れて準備完了。
隣駅の大原駅へ。
電車に乗るなり通勤のIさんにバッタリ。
「どこへ?」
「・・・いつもこの電車なの」
「そうなんです。途中からすごく混むんですよ・・・夏休みで学生さんが少ないが・・・」
話題を変えようとしたが「どこへ、今日は何があるの?」
現役バリバリのサラリーウーマン。
朝早くから混雑した電車で勤めに行く人に、「これからJR一筆書きの旅です」とも言い出せず、「内緒です」と返答。
「ますます気になりますねえー」
「ま、今日のブログ見てくださいよ」と、はぐらかしました。
時間帯が通勤。
木更津まではサラリーマンで混雑。
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こんな気ままな旅をしていいのだろうか?
少し後ろめたさが心をよぎります。
木更津を過ぎると乗客は減って、旅人らしい人達が目立ってきました。
何だかホットし、旅の気分満杯です。
四人の少年がはしゃいでいます。
「どちらから」
「東京からです」
「何年生?」
「中学一年です」
「ひょっとして、一筆書き?」
「ああ、そうです、そうです。・・・これから外房・銚子を回って・・・」
「何時頃帰るの」
「夕方6時ころに着く予定です」
同じ旅をしている人がいる。
この旅ってヒョッとして違法かも?と思っていたので、ひと安心。
外房の景色は見慣れているが内房は新鮮。
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本を読もうと思っていたが、景色に見とれ読書はできませんでした。
尻や腰が痛くなるかと思ったがそれもない。
快適、快適。
何と言ってもエアコンが効いていて快適です。
飛行機や新幹線の旅も良いでしょうが、鈍行電車の旅も最高。
次は千葉県を脱出し関東地方に挑戦します。
今日の行程
大原駅発6:23~ 一宮駅6:40 6:44~蘇我駅7:23 7:33~木更津駅8:08
8:28 館山9:38 10:13 安房鴨川10:54 10:57 御宿駅着11:40頃
私(わたくし)史上初体験の「JR一筆書きの旅」でした。
「列車時刻表」ありがとうございました。
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「夏はアタマに汗をかく」
何だか心に残る言葉でしたのでパチリ。



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