じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2016年01月

高校生と授業
1月26日(火)晴れのち曇り
今日は高校生と授業をする日です。
与えられたタイトルが「御宿町の民話と方言」。
昨年の夏に作った資料があるとから、大丈夫と思っていたら見つかりません。
あちこちのホルダーを探しても見つかりません。
探すのに時間ばかりかかっています。
そこで新しく作り直しました。
3日前から準備をし、昨日できあがりました。
昨夜は少しリハーサル。
写真をいっぱい入れたせいか、パソコンの動きが鈍いです。
準備した資料です、ここで減らすのも・・・。
ま、いいか。
時間は60分もあるので・・・と、例によってアバウトな、いい加減な性格が出てきます。
それでも不安なので、今朝もう一度確認。
遅い、遅い、パソコンの立ち上がりが遅すぎます。
ヒャー、困ったぞ、と思いながらも、約束の9時30分が迫っています。
ま、いいか・・・。
全国的に展開している通信制の学校で名古屋校からのスクーリング生です。

「おはようございます。みなさんようこそ御宿町においでくださいました。今日はソラミズでよかったですね・・・」
と、ソラミズ(空見ず)の方言から授業に入りました。
「・・・・ソラミズってこちらの方言ですが、どんな意味だと思いますか・・・」
これは受けるだろうと思っていたら・・・いまいちでした。
質問に積極的に答える、これは高校生にとってはダサイことのようです。
自分のことを振り返っても、この年代って難しいです。
一方的な講義を1時間。
定年おっさんは、用意した資料を話すのに夢中。
でも、聞く方にとっては退屈だったでしょう。
それでも、私語もせず聞いてくれました。
受講生のみなさん、ありがとうございました。
高校生が楽しめる授業を工夫しなくては・・・。
難しいなあー。
それから一つ発見。
「童謡月の沙漠の歌、知っている人」と質問すると4名しか手が上がりませんでした。
一割弱です。(それとも挙手するのが面倒だったのでしょうか)
昔は教科書や絵本にも掲載され、全国区の歌だったのに。
現代っ子は知らないようです。
ショック・・・。
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川桜 春を待つらん 如何にして 
1月24日(日)晴れ
「今季一番の冷え込み」、「この冬一番の寒さ」と連日今季一番を更新しています。
日増しに風が冷たく、寒さが身にしみてきます。
今朝は庭の水道が凍っていました。
室内の水道は大丈夫でした。
寒いといっても、当地は冬でも室内の水道が凍ることはありません。
散歩していると冷たい北風が容赦なく吹きつけます。
本格的な寒さはこれからと思いながらも「春待つ」心が頭をもたげてきます。
清水川の堤の河津桜が膨らみ始めています。
春が近づいています。
「春待つ論争」を思い出しました。
と言っても、10年ほど前の定年おっさんの身辺論争、お茶のみ談議です。

「春を待つことは、冬を耐え忍ぶこと。偉人は耐え忍ぶことを知っている人。みんな何かを耐え忍んでんで成長したんだ・・・」
「違う、違う、冬を耐え忍ぶ人ではなくて、真の偉人は厳しい冬を楽しむ人だ。厳しい冬の良さを知っている人だ・・・」
「人生、山あり谷ありだ。耐え忍ばなければならない・・・それで成長するんだ。家康だって・・・」
「耐えたり我慢したりはストレスが溜まって成長なんてできないよ。厳しい壁や困難を楽しむことができなくては・・・信長だって・・・」

清水川の河津桜はどちらなんでしょうか。
冷たい北風に耐えているようにも見えます。
でも、寒さを楽しんでいるようにも見えます。
そこで定年おっさん一句ひねりました。
・川桜 春を待つらん 如何にして 
・六十路過ぎ 春待つ心 なお強し
笑ってください。
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ユ○○○愛好会の会員ですね
1月23日(土)曇り

朝から出かけました。
昨夜のニュースから、この冬一番の寒波がやって来てきて、夕方から雪になるかもしれないと報道しています。
今日の最高気温は昨日よりも5度低い、6度だという。
朝から出かけました。
寒くないようにと、極暖の下着、起毛のフリース、ダウンを着こんで出かけました。
極暖とはよく命名したものです。
暖さが極まっています。
外でも寒いという感覚がありませんでした。
暖房の効いた室内は、暖かいを越えて暑く感じました。
上から下まで衣服はすべてユ社製品です。
(パ○○も靴下も。ああ、靴だけがちがいました)
「あなたも、ユ○○○愛好会の会員ですね」
「ああ、あなたもですか。ユ○○○愛好会」
「すごい衣服ですねえー」
「そうそう、すごすぎます。安いし、丈夫だし・・・ノーベル賞ものですねえー」
ユ社の衣服談議、盛り上がりました。
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                                      ・ 正月太りで顔が一段と丸くなりました
午後から黒雲が広がり、午後3時頃からポツポツ雨が落ちてきました。
でも、すぐに止みました。
今6時16分、寒くなってきました。
やはり予報どおり雪になるかも・・・。

夕方の散歩、港まで脚をのばしました
1月22日(金)晴れ

お昼は○○の新年会でした。
これが今年最後の新年会になるでしょう。
みな還暦を過ぎたおっさんの集まりです。
話題は健康です。
「一日一時間散歩する人と、30分以下しか散歩しない人では糖尿病の割合が大きく違うんだって」「毎日、何歩くらい歩いていますか」
「5000歩くらいだなあー」
「いやー、全然歩いていないよ・・・散歩もしないし・・・」
「その割りに腹が出ていませんねー」

健康の話題が気になって、夕方、散歩に出かけました。
少し脚をのばして、港まで歩きました。
風が無く、寒さを感じません。
川面に月が映っています。
防波堤の上では、ユリカモメが列をつくって夕日をながめています。
夕日に照らされて釣りをしている人達。
港のそばのトドロキ山には、真ん丸な月が出ています。
日が伸びてきました。
午後5時を告げる童謡「月の沙漠」のチャイムが鳴っています。
「1時間の散歩」、やったー、目標を達成しました。
穏やかな夕暮れですが、明日から天気がくずれるとか?
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「遠山あき追悼展」に行ってきました
1月21日(木)晴れ
今日も快晴です。
今月24日で終わるという「遠山あき追悼展」。
残りの日数がありません。
今日は特別予定もない。
天気は良い。
急に行くことにしました。
道路も空いていました。
2時間とみていたら1時間20分で到着。
市原市立図書館の一角で行われていました。
思ったより小規模でした。
華美を好まず、いつも控えめな先生らしい追悼展なのかもしれません。
家族からの「お礼のメッセージ」がありました。

(前略)ある時、母に言葉をかけました。
「おばあちゃんは、いつ文を書いたりしているの?」
「おばあちゃんはね、畑や田んぼに行く時に歩いているとおもしろいものや、楽しそうなものがたくさん目に入ってくるの、それは、それは」
といいました。(中略)
 小さい種、無造作に土の中に産み落とされたカメの卵等々小さな小さな命のものとは、その大地の中で命をもらい育み育っていくという自然の不思議な摂理の虜になったのではないかと思います。母の文章を書く原典をつき止めたような気がしました。(後略)

99歳の生涯でした。
お世話になった感謝のメッセージを書いて帰宅しました。
晩年「大多喜中学事件」を題材に自由教育のことを書きたい、とおっしゃっていましたが、実現されたか気になります。
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