じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2016年04月

スポーツの優劣と学力調査の優劣は違うの?
4月22日(金)晴れ
「学力調査10年目の課題」という記事が載っていました。
「調査結果を教師の指導に生かす」、というのがねらいだそうです。
それなら、指導する教師が知っていればいい情報のはずです。
ところが、都道府県別の公表が行われています。
「全国順位が低いとは何事か、どんな指導しているのだ」
と怒る自治体の長もあり、時々話題になります。
学校別の成績公表も話題になっています。
そうすると「得点の高い学校は良い学校、低い学校は・・・」となります。
学校、教師のプレッシャーは大きいです。
いつもここで論争になります。
「学校別の成績を公表して何が悪いんだ。スポーツでは学校間の優劣が出ているんじゃないか。学習だって学校間の優劣を出すこと、当然じゃないか」
「○○高校から○○大学に何人入ったか?週刊誌に出ているじゃないか」
「どうせ社会に出ると競争社会じゃないか・・・」
「企業だって、利潤の競争でしょう。競争社会でしょう」
「学校間、クラス間で優劣出して、結果を公表するのは当然でしょう」
「学校の教師にも指導結果を点数で求めるのは当然でしょう」
鋭い意見が出てきます。
「教育に競争原理を出すと、教師達は過去問の練習に励んだり、事前対策をしてしまうんだよ」
「それはいいことじゃない。入試だって過去問や入試対策やるでしょう。いいことじゃないの」
「そうすると、テストのために学習時間が多く取られるんだよ。時にはテストに関係ない教科がつぶされてテスト教科の学習になるんだよ。要はテストのための勉強に・・・」
「それはまずいけど・・・でも、最後はテストの点がものいうでしょう。高校入試も大学入試もテストの得点でしょう」
「だから今、ペーパーテスト入試への反省が起こっているんだ。入試方法をいろいろ変えようとしているんだ。ペーパーテストだけじゃなくて・・・面接や自分の得意分野をアピールしたり・・・在学中の成績や学習態度を考慮した選抜方法を・・・」
「ああ、推薦入学っていうやつね。ありゃー、まずよ。・・・子どもが勉強しなくなる大きな原因だよ。・・・いよいよ東京大学までやるんだって・・・」
・・・・全国学力調査の話題が入試問題になってきます。
「スポーツの優劣は公表しているのに、学力調査の優劣は公表してまずいの?」
「社会に出たら、所詮、競争でしょう。都道府県や学校間で競争しちゃあ、まずいの?」
・・・難しい問題です。

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城下町学習会でした
4月21日(木)曇り
0町の城下町学習会に行ってきました。
東京からの見学者19名との学習会でした。
約1時間30分の行程。
雨が心配でしたが、降られずに無事終わりました。
藤の花が満開。
新緑も美しく、楽しい時間でした。
「小江戸川越もいいけど、ここ大多喜もいいですねえー」
「街並みがこんなに残っているとは」
「千葉と言ったら海とばかり思っていたのに、お城もあるんですねえー」
「川越は城がないですよ。これからは城のある大多喜ですよ」
見学中の道路横断で、停車してくれる車。
「みなさん、親切ですねえー」

東京のみなさんにも喜んでいただけたようです。


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51年前を思い出しました「少年の日の英雄」
4月20日(水)晴れ
昨日の夕刊と今朝の朝刊に懐かしい人が載っていました。
あのマラソンの君原健二選手です。
君原健二、円谷幸吉、寺沢徹。
定年おっさんの少年時代の英雄たちが浮かんできました。
1964年(昭和39)、東京オリンピックのマラソン。
定年おっさんは中学3年でした。
ぶっちぎりで独走したエチオピアのアベベ。
その後国立競技場に入ってきた円谷幸吉選手。
円谷選手は疲れ果て、精も根も使い果たしたという走り方でした。
円谷の後ろからイギリスのヒートリーが迫っていました。
ラストの200メートル、アッという間にヒートリーは円谷を抜き去り、あとは差を広げる一方でした。
「がんばれ円谷、抜かされるぞ。がんばれ・・・」
必死に応援しました。
あの数十秒の瞬間、鮮明に浮かんできます。
結局、円谷選手は銅メダル。
オリンピックの陸上競技のメインスタジアムに日の丸が揚がったのは、ベルリン五輪以来28年ぶりの快挙でした。
君原選手は8位。
首を左右に振りながら走る姿は目に、心にやきついています。
あの独特な首振り走法。
疲れても、精根尽きてもがんばる姿。
物語「走れメロス」物語を連想したものです。
体育の時間の長距離走は首振り走法をまねました。
君原さん75歳ですか。
夕方の散歩、定年おっさん、君原選手を思い出し走ってみました。
100mと続きません。
一時は歩くこともできないところからの復活だそうです。
健康な定年おっさんです。
これから少し、走らなくちゃあー。


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                朝日新聞 平成28年4月20日

イクジイは 体力気力 知恵サイフ
4月18日(月)晴れ
今朝の朝日新聞「イクジイは 体力気力 知恵サイフ」という川柳が掲載されていました。
妙に共感しました。
 
過日、孫が帰ってきました。
キャッチボールに興味をもっているようです。
以前電話で「おじいちゃんは中学生の時野球部だったので野球はうまいよ」
と言ったのでグローブと軟式のボールを持参してきました。
家に入るなり「キャッチボールしよう」と言います。
久しぶりのキャッチボールです。
まだ小学生、10メートルほどの間隔。
定年おっさんにはちょうど良い運動です。
「捕ったらすぐ投げる。はい、胸にむかって投げる・・・ナイスコントロール・・・」
20分も投げ合ったでしょうか、汗をかいてきました。
上着を脱いで続行。
30分経過。
「じいちゃん疲れました。今日はこれで終わり」と、
 
家の中で今度はオセロゲーム。
昨年までの勝敗は、私が勝っていました。
今回は、勝てません。
「真剣にやってよ」と、催促されても勝てません。
今度こそと、真剣に取り組みましたが、やはり負けです。
うれしい退敗宣言です。
体力も気力も知恵も小学生に負けてしまいます。
「イクジイは 体力気力 知恵サイフ」
そうだそうだ、その通り。
そして帰りにはお小遣い。
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「山笑う」季節になってきました
4月16日(土)曇り
O町に行ってきました。
途中の山と田んぼが美しい。
田植えの真最中です。
本当に美しい。
心癒される風景です。
少年の頃は真っ赤な紅葉の秋が好きでした。
しかし、歳を重ねるにつれて新緑の季節が好きになってきました。
山が早緑色に変わり、徐々に色濃くなっていく景色。
この景色が「山笑う」と形容する、知ったときは新鮮でした。
カメラで撮影と思ったら、忘れていました。
田植えは大きな機械がやっていました。
でも、この風景には機械ではなく、手植えが似合います。
手植えにしました。
いや、機械を描くのが難しかったのです。
夕方、夜になっても寒くもなく暑くもなく、最高の陽気です。
熊本県の地震のニュース、今日も各テレビ局が特別番組を組んで報道しています。


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