じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2017年11月

今季一番の寒さ
1月20日(月)曇り
寒い一日でした。
寒い寒いを連発。
それでも温度計を見ると室内は暖房なしで12度。
今から暖房入れていたのでは12月1月2月はどうするんだ?
少し我慢をしなくちゃあー、と昼間は暖房なしの生活。
「寒いときは歩くに限る。運動にもなるし、それにお寺さんの集金もあるし・・・」
40分ほど外へ。
下を向いて黙々と歩きました。
こんな日に限って留守宅が多く、集金できたのは3軒だけ。
いつもなら体が温まるのに、反対に冷えてしまいました。
「木守り」を最後まで頑張った柿も無くなりました。
落ちていないのでカラスが食べたのでしょう。
ニュースでは今季最低気温。
これから毎日「今季最低気温」記録更新して行くかとおもうと、ブルーになってきます。
夕食時は更に冷え、さすがに暖房入れました。

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田舎暮らし最高
11月19日(日)曇り
午前中、観光ボランティアガイド。
5名の方を案内。
まず、「メキシコ記念塔」。
「・・・エンジンのない時代、どうして650トンもの船を動かしたのでしょう」
「風」
「そう、正解です。・・・風の他に」
「・・・手で漕いだ」
「手で漕ぐ時代もありました。ガレー船と言いまして、このガレオン船のできる前は、奴隷を使って500トン級の船を動かしていました・・・」
「・・・・フィリッピンからの船はこのように、わざわざ日本の三陸沖まで北上して・・・」
「あ、潮流に乗る」
「正解。そう、潮の流れです。小学生に海の中を川のように流れる潮流というのがあるというのは、なかなか理解してもらえません。でも、2011年の東日本大震災の津波で、岩手県や宮城県の漁船やバスケットボールがアメリカの西海岸に流れ着いたというニュースで・・・」
「フィリッピンからメキシコまで船で何日くらいかかったと思いますか?」
・・・人数5人くらいの案内は楽しい。
互いに会話しながら案内できるので。
相手も途中で質問してきます。
「航海中の水、食料は?・・・」
一方的な説明だけでなく、双方向での話しは楽しい。
時間があっという間に経ってしまいます。
予定時間をオーバーしてしまいます。
次の見学場所は短くなります。
 
午後、講演を聞きに行きました。
田舎暮らし最高、土と触れ合う生活バンザイ。
再確認しました。
与えられた環境もっともっと楽しまなくては。

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町観光案内ボランティアガイドに挑戦
11月18日(土)雨
先日、町の観光案内を依頼されました。
「私の下手な案内でよければいいですよ」
と、いつものごとく気軽に引き受けました。
そしていつもように、少し準備。
結局、時間切れで当日を迎える、いつものパターンです。
今日は雨なので外での案内ができないかも?
車でお客さん3人案内、というのです。
そこで、パソコン資料(パワーポイント)を準備。
 

案内開始2時頃から本格的な雨。
お客さんが、大学の先生(早稲田大学名誉教授)ご夫妻。
この大学の先生が何と、「しあわせなら手をたたこう」の作詞者でした。
木村利仁(りひと)さんという方です。
案内者のオッサンは反対に「しあわせなら手をたたこう」の誕生秘話を聞かせてもらいました。
肝心のオッサンの案内は、パソコンが立ち上がらなくて・・・結局、紙で説明。
せっかくパソコン資料を作ったのに・・・ガックリ。
それにしても、本番に弱いオッサンです。
でも、今回こんなこともあろうかと、紙資料も持参したのは正解でした。
オッサンには珍しい準備です。
奥さんの木村恵子さんも元NHKラジオ深夜便海外レポーターを務めた著名な方。
海外生活豊富な方たちを前に「講釈師見てきたような嘘をつき」の案内でした。
我ながら面の厚さにビックリ。
歳と共にズウズウしくなっているオッサンです。
「こんな歴史があったのか初めて知りました。丁寧な説明ありがとうございました」の言葉に少し安堵しました。



木守り
11月17日(金)晴れ
庭の柿の実が、最後の一つになりました。
最後のこの柿を「きもり(木守り)」と言うのだそうです。
木を最後まで守る、「木の番人」「木の子守り役」なので「木守り」。
「来年も来年もよく実るように」と、祈りを込めてわざと一つだけ残しておくのだそうです。
素敵なネーミングと名の由来、人間の願いに感激したものでした。

その後、「木守り」の語源は「木名乗り」と聞きました。
この時期になると、木の葉が落ちてこの木が何の木かわからなくなってしまいます。
そこで最後の最後まで、「私は柿の木です。私は柿の木です」と声高に名乗りを上げているのだそうです。
何だか人間に似ているような気がしてきました。

夕方、海岸に散歩。
飛行機雲が尾を引きながら伸びていました

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「社会に置いて行かれちゃうね」
11月16日(木)晴れ
整骨院に行きました。
「ウナガス(促す)って漢字で書ける」
「書けるわけないでしょう」
「ホドコス(施す)は」
「そんな言葉使わないよ」
「コウシャク(公爵)は」
「伯爵とか公爵の・・・漢字なんて遠い昔のことだよ」
院長さんが患者さんたちと話していました。
「70歳以上の漢字検定だって」
「・・・まだ70歳になってないのでできないんだ。70歳になったらおそらくできるよ。ハハハ・・」
「漢字も分からないが横文字が分かんないよ」
「テレビも新聞もカタカナ語が多すぎるよ」
「MCって分かる?テレビの音楽番組でよく出て来るんだ」
「CMじゃなくて、MC?わからない。初めて聞いたけど」
「マスターオブセレモニーの略なんだって・・・司会者とか進行者だって」
「へえー・・・わかるはずないよ」
「なぜ、こんなに英語使うのかねえー」
「今、小学校で英語やっているんだって・・・社会に置いて行かれちゃうね」
「いや、もう置いてきぼりだよ。生活しにくいねえー」
70歳を目前にしたオッサンたちで院内が賑わいました。
 

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