じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2020年09月

コーヒーとビリーボーンと朝刊

9月27日(日)曇り

雨が止んで柔らかい空気です。

暑くもなく寒くもなく、いい季節です。

水分をいっぱい含んでいるので、まだ畑仕事もできません。

ビリーボーンの音楽を聴きながら、コーヒーを楽しみながらの新聞タイム。

朝の時間に余裕があるときの生活スタイルです。

IT、AIの時代と言われていますが、オッサンも最近実感しています。

音楽はアマゾン「アレクサ」です。

「アレクサ、ビリーボーンの音楽かけて」

と言うと、ビリーボーンのCDが流れてくるのです。

このアレクサが実に便利です。

「アレクサ、今日の〇〇町の天気を教えて」

と言うと最低気温、最高気温、雨、晴れ、曇りまで教えてくれるのです。

「アレクサ、ラジオ体操」と言うと「ラジオ体操第一をかけます」とラジオ体操の曲が流れてくるのです。

終了して「ありがとう」というと、「どういたしまいて、これからも楽しんでください」なんて言うのです。

「アレクサ、おはようございます」と言うと「おはようございます。きょうは〇〇の日で・・・」なんていう反応もします。

とても便利ですが、このままこの生活に慣れたら怖いような気もします。

まあ今現在は、ビリーボーンの音楽を聴きながら新聞を読みコーヒーを楽しむのは極上の時間です。


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103歳になってわかったこと」を読みました

926日(土)雨

日本画家の篠田桃紅さんの「103歳にわかったこと」を読みました。

先日ブックオフから購入して来た本です。

60歳からの手ぶら人生」についで、老後本というか終活本です。

5年前にベストセラーになった本だそうです。

 

百歳はこの世の治外法権です

今の私は、自分の意に染まないことはしないようにしています。・・・自由という字は、自らに由(よ)ると書きますが、私は、自らに由って生きていると実感しています。自らに由っていますから、孤独で寂しいという思いはありません。むしろ、気楽で平和です。

 

やっておきたいと思うことは、どんどんやる

あそこへ行きたいと思ったら行く、・・・生きているうちに、やりたいことはなるべくしておく、私のような歳になると、やれることとやれないことがでてきます。ですから、体が丈夫なうちは、自分がやっておきたいと思うことはどんどんやったほうがいいと思います。そうすれば、死ぬとき、思」い残すということが少ないかもしれません。人生を楽しむためには、人間的な力量がいります。

 

いい加減はすばらしい

働き過ぎるのはよくないし、なにもせずにゴロゴロしているのもよくない。なんでもいい加減に調整するのがいいのです。・・・・食事、睡眠、仕事、家事労働、人間関係など、あらゆる面で、その人に合ったいい加減さを保つことができれば、もう少しの長生きを望むことができるのではと思うこのごろです。

 

前向きで何事にも積極的な人生経験談・人生訓は元気が出ます。

この後「105歳になりました」(題名?)という本も出されたとか。

まだ、体が動く。

「やりたいことはどんどんやる。行きたいところへ行く」・・・なのにコロナ?


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4連休最終日

922日(火)晴れ

すっかり秋になりました。

今朝は寒くて目が覚めました。

半袖、短パンでは寒い。

長袖のポロシャツにジャージのパンツ。

今年の夏は暑かった談義。

「こんなにエアコンの世話になった夏は初めて・・・」

「日中は外へ出る回数が減ったよ。ま、用事もないからいいけど」

「この町は夏でも30度を超えることなんて少なかったのに今年は多かったねえー」

「それで大正、昭和初期は別荘地が多かったとか・・・今年の暑さでは避暑地にならないねー・・・」

「学校にエアコンの入る時代もうなずけるなあー。子供が過保護だなんて言えないねえー」

「日本の気候は温帯ではなくて亜熱帯だとかテレビで言っていたよ」

コロナ感染も収束しないし、地球滅亡、宇宙ステーション建設、火星移住・・・と壮大な問題まで発展しました。

4連休最後の日。

少年時代の夏休み最終日のように何だか寂しい。

あれもやろう、これもやろうと欲張った計画を立てたからにちがいない。

身体を休めることが休日の目的、なんて言い訳しています。

世間ではGO TOトラベルで観光地は大賑わいというのに・・・。

新しい生活スタイル?

921日(月)

秋には収束するだろうと思われていたコロナは衰え知らず。

「ウイズ コロナ」「新しい生活スタイル」が現実のものになってきたようだ。

外出時はマスク。(朝夕の散歩時はしない)

店頭の入口には消毒液。

ユ〇〇ロでは検温も。

トイレには手洗いソープ。

レジにはソーシャルディスタンスを示す印。

これが「新しい生活スタイル」?

習慣化すれば、さほど不自由も感じない。

昨日、レストランへ。

建物の入口で手の消毒。

建物の中にあるレストランの入口でも手に消毒。

「マスク入れをお取りください」

消毒液と共に入口にある紙のマスク入れを取って席に。

「・・・手袋をしてください」

「手袋?」

透明のビニールの手袋を渡される。

野菜、ドリンク、ケーキがビュッフェ方式なので、取りに行く際は手袋着用。

すげー、ここまで徹底するのか。

有難いけど、手袋が使いにくい。

一回脱ぐと、ビニールがくっついてしまう。

はめにくい。

「こうするんだよ。空気を入れるんだよ」

とくっついてしまった手袋に空気を入れ、元の手袋の形に。

「そうか、こう息を吹き込めばいいのか」

と思い切り、ブーと息を吹き込む。

「恥ずかしい。軽く吹き込むだけでいいんだよ」

・・・周りを見渡すと、皆困っているようだ。

「マスク、消毒、検温、ソーシャルディスタンスそして手袋着用・・・そんな時代があったよなあー」と笑って話せるときが来て欲しいものです。

朝から雨。

散歩も畑もできません。

起床してすぐにパソコンとにらめっこです。

寒い、寒い。今日は長袖です。

常識を棚からおろしてみますか?

9月20日(日)曇り

ブックオフに行ってきました。

『老年になる技術』『人生の収穫』『引退しない人生』・・・曽野綾子さんの老年シリーズを時々読む。

すごく共感できる。

体力に自信がなくなったせいか、老年シリーズに目が行ってしまう。

60歳は遠い昔のことだが、『60歳からの手ぶら人生(弘兼憲史著)』を手に取ってペラペラめくる。

内容はいつものように「老前整理」「断捨離」「他人に左右されない生き方」など、老年シリーズ定番なものと思いながらも

「・・・常識という棚にしまったすべての物を一度おろして、ひとつひとつ吟味してみませんか。そうすれば、きっとこれからの人生に必要なものと必要でないものが見えてくるはずです。・・・」

こんな言葉に誘惑される。

正規の値段なら1000円、それが110円、安い!

ついつい購入。

これが、本が増え散らかる元凶と思いながらも、ついつい購入してしまう。

また一方、オッサンの唯一の楽しみが本。

本が増え散らかったら、断捨離すればいいのだ、と言い訳しているオッサンが居る。

人生の終盤は少ない荷物で

・・・・ひとりの人間が背負える荷物には限界があります。それ以上背負うと、重すぎて、ゼイゼイと息切れしてしまい、ここ一番で力を発揮することができません。

 ただでさえ老いている体力です。もっと他の大事な時のために温存しておくべきなのに、肝心なところで体力切れを起こしてしまっては、人生の大切な何かを逃してしまうのではないでしょうか。

 そうならないためにも、荷物はなるべく少なくしておく。人生の終盤に大きな荷物はいりません。・・・(19ページ)

オッサンの人生において大切な物?

常識という棚にしまった物を一度おろして吟味してみよう、などと思いました。

4連休2日目、夕方からシトシト雨。

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