じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2020年09月

予想に反して晴れ、儲かった気分です。

9月19日(土)晴れ

4連休は雨?

予想に反して朝から晴れ。

雨が降って来る前に草刈りをしよう。

午前530分、外へ。

天気予報では今日の最高気温は27度。

昨日より6度も低いというが、朝から暑い。

蒸し暑い。

トマト支柱に苗を結わえ付けた針金を一個ずつ解いていく。

これが結構面倒。

その後支柱を一本ずつ抜いていく。

50本はあるだろうか、なかなかはかどらないのにイライラ。

焦らない、焦らない、農業は焦ったり急いだりしてはいけません。

心を込めて丁寧に進めなければなりません。

それが農業の喜びです。

農業の師匠の言葉を思い出し、

「健康でケガも無く畑ができました。たくさん収穫、ありがとうございました。来年も健康でミニトマト栽培できますように、よろしくお願いします」

畑の神様に感謝しながら最後の始末をしました。

朝食後、草を刈って耕運機をかけて9時終了。

シャワーを浴びて休憩。

汗が止まりません、ふいてもふいても湧き出てきます。

遠くから太鼓の音が聞こえてきます。

小学校の運動会です。

コロナで保護者の人数制限、時間も午前中で終了予定だそうです。

「運動会、命」の児童も保護者もいたでしょうに・・・。

・・・規模縮小とはいえ実施でき良かったですね。

雨の予報が晴れ、何だか儲かった気分。
世間はシルバーウイーク「GO toトラベル・イート」。


散歩で遭遇

9月12日(土

今週は朝の気温が徐々に下がって、散歩に快適でした。

夕方はまだ少し暑いです。

犬を連れて散歩するMさんとKさんは散歩の常連。

今週は異色な、いや個性的な人や場面に遭遇しました。

その1 チャリダー

朝5時15分、チャリダー2人。

月の沙漠ラクダ像にサイクリング車。

砂浜に自転車タイヤの跡。

砂にタイヤがめり込んで苦戦しているようだ。

それもそのはず、自転車の両脇に大きな荷物が4個も。

そしてキャンプ用のマットもくくりつけてある。

「おはようございます」

「おはようございます。どちらから」

「T市からです」

「じゃあ、昨夜出かけたの」

「いや一昨日、T市を出発し、昨夜は外房総の海岸に泊まって、今朝ここに」

「今日はどこに」

「このまま外房を南下して・・・」

「青春してますね」

「・・・はい・・・」

この二人組のチャリダーは女子大生。

大学生はまだ夏休みなのだろうか。

コロナが心配の御時世、心配だ、不安だと、自粛していたら

黒髪も紅い唇もあせてしまいますか?

でも、感染したら・・・?・・・ああ、難しい。

「感染予防活動と経済活動の両立」「新生活スタイル」ですかねえー。

その2 ギターを背負った若者

9月になったら海岸の散歩者はまばら。

渚伝いに歩く。

大きな荷を背負った若者が浜の方面から歩いてくる。

オッサンは反対方向からブラーリ、ブラーリ。

二人の距離が近づいてくる。

20代の若者だ。

背の荷物はケースに入ったギターのようだ。

どちらからともなく「おはようございます」。

日頃見ない若者だ、ギターを持っての散歩とは旅人だろう。

「どちらから?」

「最近、こちらに引っ越して来たんです」

「それは、ありがとうございます」

「S市に住んでいたんですが、引っ越して来たんです・・・生まれは栃木県です」

「どうですか御宿町?」

「ああ、いい所ですねー。雰囲気がまったく違って、情緒がありますねー」

ニコニコしながら20代には珍しく情緒なんていう言葉をつかう。

お勤めは?などと、根掘り葉掘り聞く。

若者が都市に出て行って人口減少の当地に来てくれる・・・嬉しいです。

この美しい朝焼けが若者の心にどのように映るのだろうか。

美しいですよねー、この景色。

朝の景色もいいですが、夕方も美しいですよ。

・・・・その後、砂浜に座ってギターを奏でていました。

邪魔になってはいけないと、声をかけずに帰宅。

その3 イスラム教の礼拝

夕方の散歩。

午後6時を過ぎると薄暗い。

ワゴン車2台。

海岸通りのベンチに外国の人が10人ほど。

女性は中東のイランやイラクの女性が頭からかぶる民族衣装。

男性はヒゲをたくわえた長身。

今年の夏は外国人多いなあー、と思いながら、ベンチを避けて海岸へ。

20分ほど海岸を歩いて戻ると、先ほどの外国の男性たちが、ヨガマットのような敷物にのって何かつぶやいている。

これって、テレビで見るイスラム教のお祈り?

本物のムスリム(イスラム教信者)だ。

すでに陽が沈みほんのり明るい西の方角を向いている。

ムハンマドの出生地メッカってこの方向なの?

ヒャー、信心深い民族とは聞いていましたが、旅に来てもお祈りのようです。

一日、5回の礼拝。(旅行の時は3回の礼拝だそうです)

 

今日は30度を割るという・・・確かに爽やかな朝です。

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空を見上げながら

9月6日(日)晴れ

昨夜、雨が降って畑がぬれていました。

連日の暑さと水不足で心配だったダイコンの芽。

この雨で順調に育ってくれ!

天気予報では今日は雨。

朝晴れていた空が曇って来て、念願の雨。

でも、通り雨でした。

 

高橋真梨子の「歌手活動に一区切りつけて、リセットしたい」という記事が93日の朝日新聞夕刊に載っていました。

オッサンの青春時代の歌手だけに、懐かしい。

久し振りに新聞の切り抜き。

71歳になられていました。

田舎に住んでい
るせいもあり、コンサートなどめったに行きませんが高橋真梨子のコンサートは行きました。

「憂いを帯びた無二の歌声」と新聞には評価されていますが・・・ホント無二です。

「やり残したコトは?」

「もう何もないわね」

紅白出場、数々のヒット曲、連続40年以上の全国ツアー・・・重度の更年期障害の中での活動、「必死に、でも淡々と48年」・・・お疲れ様でした。

じっくり休養されてリセットし、また活躍してください。

新アルバム「高橋千秋楽」が気になり、ネットで検索。

 『やさしい夢』

 ・・・人は年を取ったときに初めて気付くもの

 こんなにも時間が早く過ぎていた

  …夢を見ましょう 夢を見ましょう

 若き日の頃思い出し

 空を見上げて空を見続け・・・

雨が止んだので(8時20分)草ぼうぼうの庭の草刈り、ミニトマトの支柱の片づけが今日の予定です。

時々、空を見上げながら作業をします。


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今夜も大合唱です

95日(土)晴れ

朝のうちは曇っていたので、雨が降ってくれるかと期待していたら、午後からは青空が広がり暑い休日になりました。

 

秋は夕暮れ、夕日のさして山の端いとう近うなりたりに・・・・

日入りはてて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず。

                   「枕草子」

 

日が沈んでも風はなく暑い夕方でした。

虫たちは今夜も大合唱です。

おれはここにいるぞ、と自分の存在をアッピールしながら歌っています。

今年の秋は終わり、精一杯歌おう、生命を燃焼しよう、と声をふり絞っています。

「下腹に力を入れて、全身で唄うのです・・・」懐かしい音楽の先生の声が聞こえて来るようです。

「ウマイとかヘタではなく、自分らしく精一杯歌えばいいんです。それが自己表現です。人生はいかに自己を表現するかです・・・自己表現は恥ずかしさが付きまといます。でも、恥ずかしさを乗り越える勇気を持つことが大事です・・・」

思春期で唄うのをためらう生徒に対して、S先生がいつも説いていたメッセージです。

「出来る、出来ないかではなく、全力でやるか、やらないかの違いですよ」

人生の後半になって一段と心に響きます。

今夜の空は曇って月が見えません。

でも、虫の合唱には月が、それも満月がふさわしいので、月も描きました。

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虫の季節になりました

9月5日(土)晴れ

暑い一週間でした。

地球の温暖化が確実に進行していることを実感した一週間でした。

暑くなると台風の規模も大きくなるようで、台風10号が沖縄、九州に接近中のニュースが昨日から頻繁に流れています。

超大型、過去最大・・・最大風速80m、伊勢湾台風並み・・・?

昨年9月の千葉県上陸の台風を経験しているだけに、恐ろしいです。

これからが台風シーズン、台風にそなえなくちゃあ。

恐ろしい台風とは真逆に、秋の月が美しい一週間でした。

つい先日「夏は夜、月の頃はさらなり・・・」なんて、ブログに書いたと思っていたら、もう一カ月が過ぎたことになります。

ほんとにハヤー!

眼では月、耳では虫の音・・・暑いけど秋です。

風が止まって、空気が動かない夜はうるさく感じます。

虫の音が風情あるもの、趣深いと感じるのは日本人だけらしい。

外国の人は機械音に感じる、と聞いたことがあるが、何だかわかるような。

でも、やっぱり日本人かな・・・煌々と照る月のもとの虫の音。

清少納言『枕草子』の世界を連想します。

虫の音の段ありましたよね・・・思い出せませんが。

そんなわけで、虫の音楽会♬を今年も絵にしました。

今日も暑くなりそうです。

ファイト!と朝から自分を鼓舞しています。


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