じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2020年10月

楽しい時間でした

10月30日(土)晴れ

10月も今日、明日で終わりです。

日の出が遅くなり、日没も早くなってきました。

朝夕も日増しに寒くなっています。

今朝午前8時の当地の気温は12度。

最高気温は20度になるとか。

関東地方北部の山では雪のたより。

寒いなんて言うのは過保護ですかね。

既知の友人が突然訪ねて来た。

「ご無沙汰しています」

「こちらこそ、ご無沙汰しています。元気ですか?」

「・・・まあ、それなりに元気してますよ・・・ちょっと体調崩してね。入院したんだ・・・」

「ええ、どうしたんですか」
「首から頭にかけて痛くなってね・・・」

病状を説明してくれて、「もう若くないんだな」と自嘲気味に。

声も張りがあり、見た目には昔と変わらず元気そうだが。

地域の活性化に頑張っていること・・・地域の観光マップを手作りしたり、地域の行事を主催したりして、精力的に活動していることを写真や手作りパンフレットを持参して話してくた。

「相変わらず、ジッとしてはいられない性分だね。マグロのように動いていなければ・・・」

「・・・やりたいこといっぱいあるんだ。春になったら学生さんたち呼んで地域の人と・・・」

残された時間は多くはない、少しでもやりたいことをやって行くんだと、青年時代そのままに語ってくれた。

焦っているようにも思えたが、夢を語る顔は輝いていた。

楽しい充実した時間でした。

 
夕方4時30分、海岸へ散歩。
いつもと変わらない写真ですが、あまりに美しいので掲載します。

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秋は夕暮れ、網代湾の散歩はいとおかし

10月25日(日)晴れ

夕方、日没寸前に海岸に散歩。

「畑仕事と散歩で使う筋肉は違います。畑で動いたからといって散歩をサボってはいけません。身体のバランスは散歩です」

いつか体育の先生からいただいた助言です。

肩や背中の痛みを感じながら、腕を回しながらの散歩です。

久々の散歩です。

半月ぶり、いや一カ月?

南東の空には月、西の岬には夕陽。

寒くもなく暑くもなく、風も無い・・・ブラブラ散歩には最適です。

この光景は、速足散歩ではモッタイナイ。

ゆっくり、ブラブラ歩くのがいい。

浜辺に降りると、後ろで手を組んで少し前かがみになって歩くのがいい。

波の寄せる渚ではスマホのカメラを構えます。

海に映る夕陽と、寄せる波と、釣り人を意識しながらパチリパチリ。
太陽が次第に沈んでいく。

ホント「秋は夕暮れ」です。

「独り網代湾を散歩するのは、いとおかし」、そんな幸せな気分です。

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やりたいから、やる、それでいいのだ
10月25日(日)晴れ

昨日24日の朝刊に海洋冒険家白石康次郎さんが掲載されていました。

5,6年前に講演を聞き魅了されました。

講演の後、懇親会に参加させてもらい、サイン入りの著書までいただきファンになりました。

単独無寄港・無補給の世界一周レース。

3ヶ月のヨットレース。

ケガをしても休めない、自分で自分を手術してレースを続ける。

船が壊れても自分で修理する。

こんな競技を「体力も精神力も削られ、大変だから充実していて楽しい」と言っています。

印象に残る言葉がたくさん出てきました。

世界一周レースに二度失敗し、失意の中で勇気づけられた言葉がゲーテのことばという。

「大切なことは大志を抱き、それを成し遂げる技術と忍耐をもつことである。その他はいずれも重要ではない」

 

「先が見えないから楽しいんだよ。あなたの一生はこうです、なんて嫌だ。好きなことをやらないと生まれてきた意味がないよ

「世間体とか、人に笑われるとか、そんなものは重要じゃない。やりたいから、やる。それでいいんだって。・・・」

「勝負は勝ち負けがあるから面白いんです。負けること悪いことじゃない。全力でやった失敗には、学べることがあるだめなのはやりたいことがあるのにチャレンジしないことですよ

人間の最強の力は好きなことをやること。笑顔で幸せになれる。「好きなことばっかりやっちゃダメ」なんて言ってる大人の顔を見てください。だいたい、つまらなそうな顔をしています」

 

元気をいただきました。

今日も好きな農業をトコトンやります。

腰が痛くならんじゃい程度に。

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畑日和でした

10月24日(土)晴れ

今日は休日です。

青空です。

12月の陽気でダウンジャケットを着用したと思ったら、20度越えの日々。

・・・三寒四温ならぬ「三温四寒」を繰り返しながら晩秋、初冬になって行くのでしょう。

休日の晴天、畑日和です。

午後から畑。

ニンニク、甘カブ、キヌサヤエンドウの種まき。

そして今年は、ソラマメに挑戦。

「こんなに陽が当たって良い畑を寝かせておくのはモッタイナイ。ソラマメにはいい場所だよ」

この言葉に、(そうか、いい場所か?ソラマメにチャレンジしてみるか)と『初めての野菜つくり』の本を出して種まき。

久し振りの畑、体が重い。

息が切れる・・・散歩もしてないし完全なる運動不足。

「おお、久しぶり。なに蒔いているの」

「・・・ソラマメを・・・もう遅い?」

「いや遅くないよ。まだまだ大丈夫。俺も先週蒔いたよ。」

「今、何作っているの?」

「うん、もう身体が動かなくなって、ソラマメとワケギだけだ・・・来春を楽しみに」

「いつ見ても若いけど何歳に?」

「79歳だ」

「ええ、60歳代でしょう。体痛いとこないの」

「ありがとう、お世辞でも嬉しいよ。身体の痛いとこは無いよ」

今日も自転車。

自転車がいい運動なのだろうか、実に若い・・・。

暑くもなく寒くもない。

蚊もいない・・・いい畑日和でした。

久し振りの夕焼け・・・カメラでパチリ。

明日も晴れ、しばらく秋の晴天が続くという。

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『木綿のハンカチーフ』

10月18日(日)曇り

昨日は寒かった。

12月初旬の陽気だったとか、寒かったはずです。

雨も止んで今朝は曇り。                                                                                                      

今午前9時、雲の間より陽がさしはじめ明るくなってきた。

しかし夕方からシトシト雨に。

 

筒美京平さんが旅立たれ、テレビ、週刊誌、新聞で偉大な生涯を報じています。

あの歌もこの歌も筒美さん・・・、ビックリ。

同年代のオッサン達が新聞や雑誌にコメントを寄せています。

やっぱり、そうでした。
同感するのは『木綿のハンカチーフ』。

そんなコメントのせいか、最近、気が付くと口ずさんでいます。

 

恋人よ ぼくは旅立つ

東へと向かう列車で

はなやいだ街で 君への贈り物

探す 探すつもりだ

 

曲もいいけど、オッサン達は詩に惹かれるみたい。

作詞はヒットメーカー松本隆さんでした。

松本隆さんの詩も最近テレビで取り上げられていました。

言葉の魔術師ですね。

いいえ あなた 私は

 ほしいものはないのよ

 ただ都会の絵の具に

 染まらないで帰って

 染まらないで帰って

手紙形式で男女の掛け合いの詩も巧みですねえー。

遠距離恋愛の男女・・・(甘酸っぱいですねー)。

離れて暮らす間に価値観が違ってくる・・・(悲しいですねー)。

そして4番、

恋人よ 君を忘れて

変わってく ぼくを許して

毎日愉快に 過ごす街かど

ぼくは ぼくは帰れない

都会の生活に馴染んでしまった彼氏。

そして別れを切り出す・・・(切ないですねえー)。

もう田舎に帰れないと。

・・・あなた 最後のわがまま

贈り物をねだるわ

ねえ 涙ふく 木綿の

ハンカチーフください

ハンカチーフください

最後にハンカチーフをねだる彼女・・・(目頭が熱くなりますねえー)。

それも木綿の。

なぜ、木綿なの?

45年前の曲なのに色あせていません。

オッサンには色あせるどころか、ますます輝いています。

テンポの良い明るい曲だけに、悲しさが一層引き立ちます。
昭和歌謡ってすごい。

太田裕美さんの『木綿のハンカチーフ』を聴きながらパソコンとニラメッコしています。

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