3.11から10年
3月13日(土)雨のち曇り、強風
3.11から10年経過。
テレビ・新聞は連日「3.11」特集で満載。
昨夜は映画『FUKUSHIMA50』を4チャンネルが放映。
いつもは寝ている時間なのに、夢中になって最後まで観てしまいました。
手に汗握るとはこのことですかねー。
緊迫した場面が次から次に・・・。
ラストシーンの原子力標語の「原子力明るい未来のエネルギー」と満開の桜並木の映像が、今朝になっても心に残っていました。
標語は中学生が学校の宿題で書いたということを聞いたことがあります。
「双葉町は田舎なので原子力発電が来たら発展しやがて新幹線も通るような街になるだろう」という町の発展と人々の幸せを願っての標語だったそうです。
なのに・・・。
3.11,コロナ感染症の流行といい、何が起こるかわかりません。
「一寸先は闇」です。
「暗い時はどのように歩きますか?」
「周りの物を手で探りしながらゆっくり歩く」
「他の人とぶつからないように声を出して歩く」
「目を閉じて心の眼で周りを見ながら歩く」
「大股ではなくヨチヨチ小股で注意深く歩く」
・・・暗闇を想定しながらみんな真剣に考えました。
最後に先生いわく。
「・・・こんな時は前を見て歩くのではなく、足元を見ながら、足裏に大地を感じながら歩くのです」
昔々の授業を急に思い出しました。
天気予報通り雨が止んだと思ったら風が出て来ました。
アンズの花が散っています。