じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2021年05月

オリンピック準備が進んでいました

5月31日(月)晴れ

C村に行ってきました。

途中、オリンピックサーフィン会場となる海岸を通過。

ついこの間まで松林だった海岸に白い建物が林立しています。
信号が赤、助手席に早く撮って、撮って、と車内からパチリ。

オリンピック開催できるか。

開催すべきか中止すべきか?新聞・テレビで連日報道されています。

菅首相は「開催はIOCが権限を持っている」と、IOCバッハ会長の決断に判断を委ねているように感じます。

ということは、日本国には開催か中止かという権限はないのようです。

これって、何だか変ですねー。

これだけコロナで騒がれているのに当事国日本の意見が言えないなんて。

先日テニスの錦織圭選手と大阪なおみ選手のコメントが載っていました。

錦織選手「死者がこれだけ出ていることを考えれば、心人が出てまでも行われることではない。」(5月10日)

大阪選手「オリンピックは開催して欲しいけど、それ以上に大切なことがたくさんある。人々を危険にさらしているなら、今すぐ議論すべきだと思う。」(5月9日)

議論もせず(議論できないのかな?)、開催まっしぐらの感じです。

道路のあちこちに「オリンピック期間の道路の混雑予告の看板」が建っていました。

道路には、オリンピック会場への案内でしょうかバスのマークに「東京2020」の文字が描かれていました。

聖火リレーといい、何だか盛り上がらないオリンピックです。

政府もIOCもJOCも、それぞれ難しい立場があるのでしょうね。

オリンピックの精神って何だっけ?

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歳を重ねると、ボケ防止に俳句を

5月29日(木)雨

思いがけない人から嬉しい電話が入りました。

「しばらく、覚えていますかねー」

懐かしい声、すぐにKさんだとわかりました。

「覚えていますよ・・・お久しぶりです。ご無沙汰しています」

「・・・ペンネーム使っている?先日の新聞で□□町〇〇 ▽▽という名前見たんだけど・・・違う?・・・」

「・・・読んでくれたの、ありがとう・・・」

「・・・やっぱしねー、そうだと思たんだ・・・でも違うといけないと思い、□□町の人に聞いたんだ。そしたら、知らない。・・・おそらくリタイアして□□町に移住して来た人だろうと言われたんだ。・・・やっぱしねー・・・もう20年前になる?民話の本1~7号までとってあるよ。・・・先日新聞見た後に本も読み返したんだ・・・」

と、昔の話が始まりました。

読書家で地域の歴史に詳しい友人です。

民話にも興味をもってくれ、爺さんの活動に共鳴してくれた友人です。

しばらく、民話の話と20年前の若かった頃の話。

そして話題はまた俳句の話に。

「実は私も俳句やっているんですよ。〇〇という東京にある句会に入っているんです・・・先日、・・・・・・・・・という句が入選しましてねー・・・」

と、俳句にハマっている様子を生き生きと話してくれました。

歳を重ねると、ボケ防止にと、俳句や短歌に興味を持つようです。

コロナで自粛生活、スティホームで退屈しているようです。

互いに時間の経つのも忘れて話しこんでしまいました。

こんなに話したのは、久しぶりでした。

最後は「齢なんだから無理しないこと。コロナにかからないように、もう少しスティホームを頑張ろう・・・」と、コロナで締めくくりました。

 

葉隠れにアンズ数える畑休み

5月29日(土)曇り

昨日、車でF市を往復。

往復6時間運転、今日は腰が痛い。

マッサージ機で揉みほぐし。

腰よりもお尻が痛い。

お尻のツボが脚にビンビン響く。

「尻凝り」ってこのことですかねー。

痛気持ちいい。

 

ビックリグミの実が終わりになって来ました。

代わってアンズの実が黄色くなってきました。

実が食べ頃です。

昨年、予想以上に実を付けたせいか、今年は不作です。

一個、二個、3個・・・光のそそぐ葉を見上げながら探しましたが全部で6個だけ。

早速、洗ってガブリ。

お爺さんはこの酸味と甘みが大好きです。

シロップ漬けもジャムにも数が足りません。

木からもぎと取って洗って食べるのが、爺さん流アンズの食べ方です。

アンズの実を食べてひねってみました。

アンズの実 取ってガブリが 自分流

葉隠れに アンズ数える 畑休み

 

アンズの実 室生犀星 「杏っ子」 今年も詠う 小景異情

何だか意味不明ですね。

アンズと言うと「杏っ子」の作者室生犀星。室生犀星と言うと、あの有名な「ふるさとは遠くにありて・・・」の詩「小景異情」を思い出しますという意図なのですが、無理がありますねー。

今日も笑ってください。

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雨が蕭々と降っています

5月27日(木)雨

雨は午後からだと思っていたら朝から雨です。

おまけに肌寒い。

最高気温は昨日よりも5度も低い。

最近雨の日が多い。

雨の降る様を見ていると、どういうわけか「蕭々」ということばが浮かんで来ます。

「雨が蕭々と降る」。

何と今日の雨、5月の雨にふさわしいのでしょう。

雨の降る音は、ザアーザアー、シトシト、ポツポツ、パラパラ、バラバラ・・・たくさん使われています。

さて、今日のような雨の降り方をどう表現するか?

シトシト、ポツポツ・・・かなー?

近いけど、イマイチしっくりきませんねー。

・・・そんな時に浮かんでくる言葉が「蕭々と降る」。

初めてであったのが中学校の国語の教科書。

三好達治さんの詩「大阿蘇」です。

こんな詩です。

 

大阿蘇

雨の中に馬がたつてゐる
一頭二頭仔馬をまじへた馬の群れが 雨の中にたつてゐる
雨は蕭々(しょうしょう)と降つてゐる
馬は草をたべてゐる
尻尾も背中も鬣も ぐつしよりと濡れそぼつて
彼らは草をたべてゐる
草をたべてゐる
あるものはまた草もたべずに きよとんとしてうなじを垂れてたつてゐる
雨は降つてゐる 蕭々(しょうしょう)と降つてゐる
山は煙をあげてゐる
中岳の頂きから うすら黄ろい 重つ苦しい噴煙が濛々(もうもう)とあがつてゐる
空いちめんの雨雲と
やがてそれはけぢめもなしにつづいてゐる
馬は草をたべてゐる
(くさ)千里(せんり)(はま)
のとある丘の
雨に洗はれた青草を 彼らはいつしんにたべてゐる
たべてゐる
彼らはそこにみんな静かにたつてゐる
ぐつしよりと雨に濡れて いつまでもひとつところに 彼らは静かに集つてゐる
もしも百年が この一瞬の間にたつたとしても 何の不思議もないだらう
雨が降つてゐる 雨が降つてゐる
雨は蕭々と降つてゐる

 

令和3年5月27日午後4時4分、雨にけぶった林に電柱に家屋に・・・雨が蕭々と降っています。
と思っていたら、風の音を交えて強く降ってきました。
この降り方は「蕭々」ではないですね。
何と表現したらいいのだろう。


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ニンニク、ジャガイモ収穫

5月26日(水)晴れ

五月晴れも今日まで明日は雨の予報です。

先日、掘ったニンニクの根と茎取り。

ニンニクの保存は、ヒモに結わえて倉庫に吊るしていました。

毎年いつの間にか中身が消えて、外側の皮だけになっています。

ネットでニンニク保存法を検索。

「乾燥させて一個ずつサランラップに包み、匂いが強烈なのでビニール袋に入れ、冷蔵庫で保存」と出ていました。

それで、先日乾燥させたニンニクの茎とヒゲの根をハサミでちょん切りました。

もうしばらく乾燥させて、皮をむけばあの白いニンニクなるそうです。

身体じゅうがニンニクの臭いです。

 

明日は雨、しばらく太陽が出ないようです。

葉の枯れたジャガイモを掘ってみました。

メークインです。

メークインの種イモは昨年残りのジャガイモです。

ジャガイモの周りから芽が出て妖怪のようなジャガイモ。

どうせ捨てるイモ、ダメもとでいいや!と思いながら植えました。

それが何と、このように生長しているではありませんか。

何だか得したようで嬉しい。

こんないい天気だったのに、明日は午後から雨?

それも強烈な雨らしい。


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