じいさん晴耕雨読

じいさんの戯言を記録しています。

2021年05月

ムクドリですかねー?

5月20日(木)曇り

最近、朝、倉庫のシャッターを上げると鳥が飛び出します。

結構、大きな鳥です。

どこから飛び出すのだろうと、注意してみてもよく分かりません。

今日発見、どうも天井にあるシャッターの戸袋から飛び出しているようです。

ガラガラ・・・とシャッターを上げると急に飛び出します。

鳥の方もシャッターの音に驚くのでしょうが、爺さんもビックリ。

飛び出した鳥は、隣の家の木の枝に止まります。

そして、こちらを見降ろしてています。

今日、木に止まっている鳥を写真に撮りました。

特徴は口ばしが黄色いこと。

ネットで「口ばしの黄色い鳥」で検索したところ、13種類出て来ました。

爺さんの見立てによると、ムクドリのようです。

ムクドリといえば、数年前にM市の駅前の樹木に巣をつくり、人間を悩ませたのを思い出しました。

大群でやって来て、樹木を寝床にする。

樹木の下や付近は鳥の糞だらけ。

おまけに大群の鳴き声。

・・・景観や生活環境にとって最悪。

M駅ロータリーで電車の到着を待っていると車に糞も度々ありました。

そんなわけで、ムクドリに対する印象は害鳥というイメージです。

ネットの説明は以下のように記載されていました。

 

平地から低山地の人家や人家近くの林で繁殖し、農耕地、公園の芝生、草地などでよく見られます。繁殖が終わると群になり、多い場合は数万羽の群になることもあります。駅前のロータリーや街路樹並木を塒(とや:鳥の巣)にして、人に嫌われることも多いですが、農耕地や草原で虫をとるプロフェッショナルですから、畑や芝生のグランドキーパーの役目をしてくれています。

 

「グランドキーパーの役目」と記載されていますが、野鳥は鳥インフルエンザなど、病気をもたらすなどの情報もあります。

巣をつくり始めたようですが、鳥さんには申し訳ないが、近々、戸袋を掃除しようかと思います。

ムクドリという名前ですかねー、違いますかねー


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「おしん」返却日

5月18日(水)雨

シトシト雨と土砂降りが交互にやって来る一日でした。

お陰で畑もできません。

「畑に出る必要もない。たまにはいいなあー」と思いながらも、さすが一日となるとこたえます。

パソコンとニラメッコの宿題。

まだ期限までに時間があるとなると、気持ちも散漫です。

気分転換にと、買い物兼食事兼親戚訪問へ。

途中大渋滞。

原因は車の事故でした。

雨の中の交通整理、現場検証、事故車がクレーン車に吊るされる事故現場。

「もう歳なんだから運転気をつけなくては・・・」

「免許証の返還、何歳にする・・・」

のことばが浮かんで来ます。

 

図書館から借りていた「おしん」(橋田寿賀子)返却日です。

上巻だけ読み終えて下巻が残っています。

返却期限を守らなければもう貸してもらえないというので、上下巻とも返却。

時に胸を詰まらせ、目頭を熱くしながら読みました。

・・・感動、感動。

こんないい本だったのですか。

自分の本棚に置いて時々読み返す、爺さんのバイブルにしようと思います。

それで購入することにしました。

 

・・(略)・・日本は豊かになっていたが、ほんの少し前には、想像を絶する貧しさと苦労の時代があり、その上に「今」があるとことを忘れてはならないと思った。しかし、当時はバブルの黎明期で、日本はすでにおかしくなり始めていた。立派な家が欲しい、高い車が欲しいと、人々はこぞって贅沢を追い求め、その結果、借金が返済できずに一家心中するというような事件も起きていたと記憶する。私たちの世代からすれば信じられない事件が起きるのは、日本人の手にした経済的な豊かさが「身の丈」に合っていないからではないだろうか…私が「おしん」を書くにあたってずっと考えていたのは、まさにこのことであった。

・・・・(略)      あとがきにかえて


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野菜が順調に育っています

5月17日(月)曇り時々小雨

今週の天気予報は雲と傘マークです。

太陽のマークがありません。

梅雨前線が北上し、九州南部は5月11日に梅雨入り。

過去2番目に早い梅雨入りだそうです。

昨日16日は東海地方も梅雨入り。

例年よりも21日も早いそうです。

太陽のマークがなく雲と傘マークでは、関東地方も梅雨と同じです。

例年5月は五月晴れ・薫風の言葉通り一年で一番いい季節のはずなのに?

今年はどうしたことでしょう。

まさか、コロナの影響ではないだろうか?

なんて、バカなことを考えてしまいます。

 

この雨で嬉しいことも。

野菜の生長がスゴイです。

毎日、生長具合を見るのが楽しみです。

夜寝るときも、野菜の生長が気になり、早く朝が来ないかという心境です。

少年の日の、野球や魚捕りの前日と同じ心境です。

目覚めると、まず畑の野菜が気になります。

トマトが青い小さな実をつけ始めました。

1こ、2こ・・・と個数を数えるのも、(昨日より大きくなったなー、あと1週間で色づくなー)と独り言を言いながら眺めるのが楽しいです。

ピーマンも1こ、実をつけました。

ここに来て元気のいいのがカボチャです。

昨年保存しておいた坊ちゃんカボチャの種です。

苗10本、互いに葉を拡げ、畑を埋め尽くし、蔓を延ばしています。

明日の天気も、曇り時々雨、風も出るそうです。

今日も一日中風でした、苗が折れないか不安です。

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100本トマトプロジェクト」開始

5月16日(日)曇り午後小雨

午前5時30分、あれあれ、陽が出ています。

おまけに暖かい。

気温19度です。

今日は雨じゃなかったっけ?

急いで予報を見ると「当地の今日の天気は曇りで断続的に雨」。

この晴れ間も朝のあいだだけか、今日は雨か?

ところが雨雲は見えません。

降ってくるまで畑やるか、と外へ。

今週の天気は曇りが多いという。

そして今日はこれから雨。

トマトの「刺し芽」をすることにしました。

刺し芽は強い太陽の光には弱いです。

曇りや小雨が最適です。

トマトの脇芽を採って土に刺しておくと、根をつけ生長し実をつけるのです。

ここ数年、トマト苗100本を目ざして刺し芽をしています。

爺さんはこの事業を「100本トマトプロジェクト」とよんでいます。

爺さん的には、単なる作業ではなく農園の一大事業なのです。

今日は6本を畑に移植。

トマトはこれから脇芽がどんどん伸びて来ます。

本来なら取って捨ててしまう脇芽を再生させる。

リサイクル、ともちがうかな。

すてる物を活用、かな?

モッタイナイ精神かな?

100本のトマトが実をつける光景を想像しながら作業を楽しみました。

午後からシトシト雨。

刺し芽の生長には、いいお湿りです。


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ジャガイモ初収穫

5月15日(土)晴れのち曇り

蒸し暑く、「夏」って感じの陽気でした。

畑の草取りをしていると汗がじわじわ出て来ます。

 

ジャガイモ畑の東側の畝にシュンギク。

このシュンギクが背を伸ばしてジャガイモの畝一列に陽が当たらなくなっていました。

それが原因でしょう、ジャガイモの畝一列が枯れてしまいました。

(太陽の光は植物の生長にとって影響が大なのだ)、と思いながらジャガイモの枯れたのを恨めしく思いました。

隣の畝は写真のように黄色がかってきましたが、まだ緑です。

(学習しました。来年は作物の配置を考えよう・・・)(・・・イモはまだ小さいだろう)と思いながら、掘ってみました。

何と、なんと・・・結構育っているではありませんか。

世間様から見たら貧弱なイモと思われるかもしれませんが、爺さん農園にとっては満足な出来栄えです。

昨日はソラマメ、今日はジャガイモの初収穫となりました。

嬉しい季節です。

爺さんが喜んでいるとスーパーから家内が帰って来ました。

「あれ、ジャガイモ穫れたの。収穫まであと一ヶ月と言うのでジャガイモ買ってきたのに」

「あれ、もう1カ月経ったでしょう・・・」と、とぼけました。

「なに、言ってるの一週間前でしょう」と不満気です。

ホントほんと、スーパーで買って来たのに我が家で収穫とは?

思いもよらぬ出来事?まさか、そんなバカな?

「・・・人生って、そんなもんだよ」と相変わらずウソブク爺さんでした。

 

過日、ジャガイモ談義。

「ジャガイモって漢字でどう書く?」

「・・・ジャガタラから来た芋だからジャワ島の芋・・・」

「カンボジアから来たカボチャは南のウリだっけ。・・・だから南のイモ・・・」

「・・・そうかも、南のイモかも」

「・・・日本語ではバレイショって言うよなあ―、バレイショ(馬鈴薯)と書くじゃない」

「バレイショってどう書くんだっけ」

「バレイショのバは馬だよなー、レイは?・・・」

「へえー、馬鈴薯って書いてジャガイモと読むの」

「ウソー」

困った時のスマホ。

「ジャガイモの漢字」と音声入力。

「漢字では馬鈴薯と書くそうです。じゃがいもと打ち込めば一発変換される」と解説。

なぜバレイショ(馬鈴薯)が馬の鈴のショ(薯)なの?

スマホ解説によると「馬につける鈴に似ているから。土で作られた素焼きの鈴は色形がジャガイモに似ていたから」。

「へー、そうなんだ。日本語って奥が深いねえー」

(ちなみに、漢和辞書を引いたら薯はイモと読むそうです)

そんな馬鈴薯の初収穫日でした。
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