脳の活性化「ナンプレ」にイライラ
11月30日(火)晴れ
年寄りが集まると病院通いと健康維持の話に盛り上がります。
「運動不足だが毎日散歩だけは欠かさないよ」
「月一でゴルフに行っているがその後の反省会で飲むので不健康だ」
「腹筋とストレッチは欠かさないんだ」
「体を鍛えているが頭は鍛えている?」
「忘れものが多くなってきたよ。車の免許証なくして、しばらく不携帯で運転していたんだ。いつ捕まるか冷や冷やだったけど、先日作業着のポケットから見つかったよ・・・」
「・・・昔の友人に会ったんだけど名前が出て来なくてねー。結局最後まで思い出せなくて、家に帰ってやっと思い出せたよ」
「名前が思い出せずに、あれ、あれだよ、あれ・・・だよ。ホント情けなくなってくるよ。ホントに脳が縮んで、やがて何も思い出せなくなるのかなー」
「ナンプレって知ってる?」
「知らない」
「数字遊びだよ。最近新聞とか雑誌に出ている9になる数字遊び」
「ああ、四角の中に数字があるあのゲームかな」
「そうそう、縦横1から9の数字で埋める遊びだよ。脳にイイらしいよ。それで本を買ってやっているんだ。結構楽しいよ・・・」
筋力・柔軟性の補強は考えていたが脳の補強は仕方ないことと半ばあきらめていました。
先日の会話で「ナンプレ」という本の存在を知りました。
100円ショップで売っているというので購入してきました。
「初級編」です。
算数数学は昔から大の苦手、見ただけで難しそう。
案の定、爺さんには難しい。
同じ数字が入るし、足りない数字は出るし・・・解けない、イライラ。
何回も消しゴムで消しながらイライラ・・・
イライラ・・・こりゃ健康に悪いし精神的に悪い・・・。
でも、普通の人はこれが理解できて解けるのだろう、「初級編」なのに解けないとは情けない限り。
イライラしながらやっと数字を入れて完成した時は20分経過していました。
ヒャーできた、完成したぞー。
完成した時のこの嬉しさ、達成感といったら久しぶりです。
何と目標タイムは8分と書いてありました。
2問目に挑戦、少し要領を覚え、イライラ感が少なくなってきました。
時間があっという間に過ぎてしまいます。