イメージ 1       4月4日(水)晴れ
               嵐のあとの晴天
   
 夜中2時30分頃、嵐の音で目が覚めた。
 まだ嵐が通り過ぎないのかと、外を見ると星空だ。
 木の枝も揺れていない。風は止んでいる。
 いったいこの唸るような音は何だろう。
 ・・・海鳴りだ。
 こんなに大きな音は久しぶりだ。
 海は大荒れにちがいない。
 
 朝6時、カメラを持って海岸へ。
 海岸に出ると風が一段と強い。
 海が波立っている。イメージ 4
 沖から白い波が次から次に陸をめざしてやって来る。
 青く穏やかな網代の海が豹変している。
 これが自然なんだ。
 穏やに凪いでいる日もあれば、今日のように荒れ狂っている 日もあるのだ。
 合宿に来ている高等学校野球部が朝の散歩に来ている。
 寒そうだ。
 テトラポットにぶつかって砕ける大波が見たい。
 岩和田海岸に向かう。
 道路の一部は砂で埋もれている。
 「飛砂あり走行注意」の看板が立てられている。
 車体に「波伝説」と書かれた車が見える。
 サーファーに波の状況を知らせるためだろう強風の中、海に向かってカメラを構えている。
 昨夜は防波堤を越えて波が来たらしい、堤防の内側も一面濡れている。
 「釣りをしていて波にさらわれる」そんなニュースを時々聞く。
 そんなことになってはいけない。
 防波堤には上らず、防波堤にかかるハシゴの途中から、カメラを構える。
 波しぶきがかかる。風が強い。急いでシャッターを切った。
 狂った海とは対照的に空は真っ青だ。
 嵐のあとの晴天は一段とうれしい。
 
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