4月17日(火)曇りイメージ 1
            遊月橋
冬の間サボりがちだったラジオ体操も苦にならなくなった。
日の出が早くなったせいか、目覚めも早くラジオ体操が楽しみだ。
今朝も6時20分に月の沙漠記念館広場へ。
毎朝見ているのだが、今朝は大発見する。
「あれ、遊月橋ってどれですか?」
「さあ」
「ここで橋と言ったらあの橋でしょうね」
広場の黒御影石に「遊月橋 昭和63年」と彫られている。
意識していなければ見ていても観てはいないのだなあ。
改めて「見る」と「観る」の違いを意識する。
私より年配の御宿生まれ御宿育ちNさんにたずねた。
「あの橋、遊月橋というのですか」
「ええ、ユウヅキバシ?初めて聞きました」
「Nさん、何とよんでいました」
「小さいときはイッポンバシと言っていたな。昔は木の一本橋だったもん」
「そう言えば木の橋の写真、見たことあるよイメージ 2なあー」
 
今日は一日、「遊月橋」が気になった。
写真の木の橋は「月の沙漠記念館」前の橋ではないという。
昔の写真の橋は現在の「地引橋」だという。
「あの記念館前の橋はなかったよ。あれは海岸道路ができてから作られたものだよ」という。
さらにつづく、「あそこあたりは砂丘だったよ。いくえにも砂の山があったよ」。

ますます気になる。
「砂丘橋」っていう橋の名が浮かんできた。
「砂丘橋、砂丘橋・・・」どこで聞いたっけ、読んだっけ・・・考えた。
・・・そうだ、真木順子さんの「御宿のうイメージ 3た・・・砂丘橋」だ。
さっそく印刷物を引っ張り出す。
     御宿のうた・・・月の沙漠
                        作詞・作曲 真木順子
1 砂丘橋 はるか沖 船の灯りがポツリ
  ただじっと 見つめていた 何も言えなくて
  想い出の町だよ 御宿は
  月の沙漠の町 御宿は
                    (2番から5番省略)
それぞれ年代により、想い出により、ここの橋は名前を変えてきたのだろうか。
「遊月橋」、なんて美しい名前の橋だ。今日は大発見した。