4月27日(金)雨
         日本三代海女の町

 「御宿駅のホームにある銅像、あれって何ですか?」イメージ 1
「ホームに銅像なんかあったけ」
「あるよ。大原よりのホームの端に。石の上に腰かけた女の人」
 御宿駅に降りた東京の友人が駅のホームにあるという銅像に興味を持ったようだ。
 
御宿は童謡「月の沙漠」の歌われた舞台、400年前御宿沖で座礁した船の乗組員を救助した「日西墨三国交通発祥の地」有名だ。
そしてもう一つ有名なこと、「日本三大海女の町」。
でも、かつて有名な海女の町であったことを知る人も少なくなってきたようだ。
ホームに建つ海女の銅像。
短い着物は「半トウロク」、パンツは「磯パン」、頭に水眼鏡、手に樽を持って石に腰かけている。
御宿は輪島、志摩とならぶ日本三大海女の町と呼ばれた時代があったという。
昭和四十年代には海女の町をアピールする歌がつくられ、さかんに唄われたという。
♪ あだし人魚よ 七尋八尋(ななひろやひろ)
  姿いとしや 紺がすり
  忘れられよか 忘れてなろか
  夢の御宿 海女の町 海女の町
                   (作詞・古谷怜児 作曲・八州秀章)
 
「海女の町」談義に花がさいた。