5月27日(日)晴れ
     宵待草(ヨイマチグサ)?・待宵草(マツヨイグサ)?
すがすがしい晴天が続く。
朝の体操も人数が増えて、このところの参加者は50人弱。
相変わらず年配者が多い。
毎朝顔をあわせているのに、何年ぶりかで会った旧知のようにハイタッチを交わして喜ぶ人たちもいる。
中には肩を抱き合って喜ぶ姿も見える。女性が多い。
「今朝も元気で会えたね・・・」という心境なのだろうか。
少々不思議な光景に映る。
イメージ 1
体操後、あまり天気がいいので久々に砂浜を歩く。イメージ 2
黄色い花が咲いている。
「富士には月見草がよく似合う(富嶽百景:太宰治)」を真似て「月の沙漠像には月見草がよく似合う」
「これって、月見草?」
「『待てど暮らせど来ぬ人を 宵待草のやるせなさ 今宵は月も出ぬさうな』の宵待草?」
「マツヨイグサとヨイマチグサって同じ花?」
「違うでしょう。別々の名前があるんだから」
「いや、浜辺に咲いているので浜昼顔でしょう」
「・・・・・」
例によって鳥や虫や植物の正しい名前がわからない。
そんな時、調べてみようと思うのだが、いつも調べるのを忘れてしまっていた。
今回はインターネットで調べた。
やはり、時間的余裕ができた証拠だ。
退職の身分は本当に余裕ができる。
植物学的には「マツヨイグサ(待宵草)」が正しく、「ツキミソウ(月見草)」などと同種の、群生して可憐な花(待宵草は黄色、月見草は白~ピンク)をつける植物のことである。夕刻に開花して夜の間咲き続け、翌朝には萎んでしまう。
待宵草(マツヨイグサ)が正しいんだ。
竹久夢二の宵待草(ヨイマチグサ)は正しくないんだ。