7月27日(金)晴れ
          野沢温泉中学の生徒が参加してくれました

昨日、今日と朝のラジオ体操がにぎやかだ。
長野県の野沢温泉中学1年生が参加してくれたのだ。
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中学生は7月25日から27日まで2泊3日滞在。イメージ 2
毎年、野沢温泉中1年生と御宿中1年生の交流会。
名称は「海と山の子交流」という、伝統的な行事。
御宿での主な活動は次のようなもの。
・メキシコ記念塔見学(小生が説明役をさせてもらった)
・漁船遊覧・海水浴・地曳き網・バーベキュー・歴史民俗資料館・月の沙漠記念館の見学
冬は御宿中の生徒が野沢温泉でスキーを楽しむのだという。
学校、教育委員会、PTAにとっては夏の一大行事。
「町からお知らせします。只今野沢温泉村から中学生が来町しています・・・・野沢温泉の歌、朧月夜を流します・・・」と、朝7時、昼12時、夕方5時の防災無線で流れる。
防災無線から流れてくる「朧月夜」は哀調のこもった曲だ。
防災無線からは歌詞はなく曲だけだが、詩もよかったよな。
作詞はだれだっけ?インターネットで検索。
 『朧月夜(おぼろづきよ)』とは、作曲:岡野貞一、作詞:高野辰之による日本の歌曲。1914(大正3)年『尋常小学唱歌 第六学年用』に初めて掲載された。
 朧月夜(おぼろづきよ)とは、春の夜に月がほのかに霞んでいる情景を指す季語。
 岡野と高野の作詞作曲コンビで生まれた唱歌といえば、「朧月夜(おぼろづきよ)」の他に、「故郷(ふるさと)」、「春が来た」、「春の小川」、「紅葉(もみじ)」などがある。
 
1.菜の花畠に、入日薄れ、
 見わたす山の端(は)、霞ふかし。
 春風そよふく、空を見れば、
 夕月かかりて、にほひ淡し。
 2.里わの火影(ほかげ)も、森の色も、
 田中の小路をたどる人も、
 蛙(かはづ)のなくねも、かねの音も、
 さながら霞める朧月夜。
 
詩は1番2番とも脚韻を踏み、各行4+4+3+3音で構成されている。特に2番の「も」音の繰り返しが音楽的である。初めの2行に視覚的描写を置き、第3行で体性感覚、聴覚に言及し、最後の1行で締める起承転結の一種ともなっている。岡野はこれに弱起で始まる3拍子のリズムをあてはめている。
高野は長野県豊田村(現在の中野市)に生まれ、隣の飯山市で小学校の教師をやっていた時期があった。その時に飯山市で見た菜の花畑が印象に残り、この歌を作るきっかけになったと言われている。
作詞はあの高野辰之でしたか。
それにしても、大正時代の童謡(文部省唱歌)は曲も歌詞も良いですね。
我が町の「月の沙漠」(加藤まさを作詞)も大正12年作。