7月28日(土)晴れ
         「いすみ鉄道物語」、佐久間さんの紙芝居に感動イメージ 1
「夷隅民話の会」という民話愛好会をつくっている。
今日は、例会。
過日、会員のYさんから「とっても面白く為になる紙芝居があるので会員で見ましょう」という話から、今日の紙芝居が実現した。 
演じる人は大多喜町板谷の佐久間さん。
紙芝居のタイトルは「いすみ道物語」。
内容は、タイトル通り、いすみ鉄道の歴史物語。
最近、テレビで盛んに放映されている「いすみ鉄道」にはこんな歴史があったんだ。
よく調べてくださったことに、感激。
でも、なぜ佐久間さんが?と、思っていたら、元国鉄職員。イメージ 2
なんと最後は「いすみ鉄道」で退職されたという。
納得、納得。文も読み方も、鉄道に対する愛情があふれている。
 
心に残っていることを思いつくままに羅列する。
「いすみ鉄道」の変遷。
・人車軌道(じんしゃきどう)・・・大多喜、大原間の線路を人間の力で押したという。運賃が高くて金持ちしか乗れなかったという。
・レールバス・・・軽油で走り、大勢の人を運ぶことができるようになる。
・木原線となる。蒸気機関車・・・木原線の名の由来は「木更津」と「大原」間を走る予定だったので命名された。
・煙を吐いて走る機関車の雄姿、
・第二次世界大戦時の出征兵を送る写真イメージ 3
・木原線廃止反対運動
・第3セクターへの移転
・線路 菜の花作戦(最初の提案者が佐久間さん)
・社長の民間公募
・運転手の公募などのアイディア経営
絵と写真による12場面の紙芝居。
貴重な資料だ、多くの人に見て欲しい。
それから、元鉄道マン苅米繁幸さん(佐久間さんの先輩)作の「鉄道唱歌 木原線」も傑作だ。
もっと知りたくて、図書館で調べる。
1,(大原)
 黒潮躍る大原を
 出でて渡るは塩田川
 川口青松茂る宿イメージ 4
 真実一路記しとこ
      (略)
5,(新田野)
 田んぼの中を新田野へ
 前のお山は万木城
 昔 土岐氏の居城跡
 今じゃ昔を偲ぶだけ
      (略)
充実した時間を過ごすことができました。
佐久間さんありがとうございました。