9月29日(土)晴れ
    御宿町の秋祭りが終わりました
27日28日は御宿町の秋のお祭りでした。イメージ 1
隣り町の「大原はだか祭り」や勝浦市の「秋祭り」はテレビで放映されような大きな祭りです。
御輿が何基も出て、観光客が大勢くりだします。
カメラマンやマスコミの取材でにぎわいます。
でも御宿町の秋祭りは小さなかわいい秋祭りです。
マスコミも観光客も来ません。
 
御宿町は祭りの当番地区が決まっています。
「ねんばん(年番)」と言って、1年ごとに祭りの当番が変わります。
7地区あり、7年に1度「年番」が回ってくるのです。
御神輿が町の中を練り歩きます。
お囃子の音が聞こえてくると、「御神輿がわが家の近くにやって来たな」と、外に出ます。
御輿の担ぎ手が大きな声で練り歩きます。
お酒も入っているようで、威勢が良いでイメージ 2す。
公民館に用事があって行ったら、御輿にぶつかりました。
 
子ども御輿は毎年出ます。
夕方、子どもたちの元気の良い声が聞こえてきました。
「おちょいり」です。
大人御輿は春日神社におちょいりしますが、子ども御輿は地区の会館に「おちょいり」します。
祭りを惜しみ、まだ御輿を担ぎたい子どもたち。
時刻も時刻、早く「おちょいり」させたい大人達。
子どもと大人の攻防がつづきます。
祭りの好きな子どもが多いですが、嫌いな子もいます。
親は御輿を担がせようとしますが、本人は入って行こうとしません。
そんな子どももいます。
 
時々雨が落ちてきましたが、夕方は止みました。
秋祭りが終わりました。
こんな小さな祭りこそ風情を感じます。