10月10日(水)
   いすみ鉄道西畑駅の「狐原踏切」イメージ 1
大多喜の山間部にあるN中学校に用事ができ、行ってきました。
柿の実が色づきはじめ、畑の畦道は曼珠沙華が満開です。
今年の曼珠沙華の開花期間は例年より長いように感じます。
途中、いすみ鉄道西畑駅に駐車して写真撮りました。
被写体は「狐原踏切」という看板です。
すれちがう人は、「この人何しているの?」という顔して通り過ぎます。
「何か珍しい物でもあるの?」というケゲンな顔しています。
他の人には不思議に思えるでしょうが、私には懐かしい「狐原踏切」です。イメージ 2
「狐原」、地元の人は「きつねっぱら」と言います。
「狐原(きつねっぱら)」、何とあたたかい地名ではありませんか。
おそらく、昔はたくさんの狐がすんでいたのでしょう。
狐は民話の主役。
狐に化かされた話がたくさんあります。
・「いすみ鉄道の前身『木原線』と狐」の話
・「与太郎が狐に化かされて肥溜に落ちる」話
・「狐に化かされた兄の仇を討ち、狐から小判をせしめる人間」の話
・「サツマイモ畑で狐に化かされる娘さん」の話
昔話を思い出しながら写真を撮っているとカンカンカンカン・・・と警笛。
ラッキー、何と幸運なことにムーミン列車が駅に到着するではありませんか。
このチャンスを逃がしてなるものかと、カメラを構えます。イメージ 3
なかなか近くに来ません、望遠にしてしまいました。
ピントが合いません。
列車はどんどん近づいて来ます。
急いで望遠を解除します。
何とかシャッターを押しました。
次の写真をと思い構えますが、シャッターを押せるようになるには少し時間がかかります。
結局走っている写真は2枚しか取れませんでした。
1時間に数本しか走らないのに遭遇するだけで幸運でした。
ムーミン家族が車体に描かれていました。
ところで、なぜいすみ鉄道はムーミンなのでしょうか?
キャラクターが可愛いからでしょうか?
地元にもたくさんの民話があるのに、なぜ民話のキャラクターを作らないのでしょうかね。
今、各町でゆるキャラが流行っているのに。
中央のマネではなくオリジナルがやっぱり良いと思うのですが?
それでは、お客さんが呼べないのでしょうか?
大多喜町のあちこちに紫色の幟が見えます。
NHK大河ドラマに「本多忠勝・忠朝」を取り上げようとしているのです。
ロマンに満ちた活動です。
活動が実るといいですね。