イメージ 2     10月31日(水)曇り
   スゴイ「福島から日本1周」の青年に会う
いつものように今朝もラジオ体操へ。
月の沙漠記念館前にサイクリング自転車。
寝具まで積んだ大荷物。
「ああ、寝泊まりしながら自転車で旅行か?」
自転車の主は見あたらないが、海岸のラクダ像でも見物しているのだろう。
「いいなあー、青春だなー」と思いながら見過ごした。
 
ラジオ体操が終わって帰ろうとすると記念館前がにぎやかだ。
自転車の主だ。
ラジオ体操帰りの人達が自転車を囲んでいる。
「これから食事ですか」
「はい、これから」
お湯を沸かしている。
ビニール袋から生肉を取りだし食事の準備を始めている。
「福島からですか」
「はい。福島からです」イメージ 1
「福島はどちらから」
「福島市です」
「今日で何日目ですか」
「75日目です」
「ええ、75日目?」
「はい最初、北海道、東北を廻って来たので今日75日目です」
「日本一周されるんですか」
「はい、日本全国廻る予定です。いつ福島に帰れるかわかりません・・・」
「写真撮ってもいいですか?」
「はい、いいですよ」
・・・
自転車の後ろに「福島県から日本一周」と書かれている。
肝心な旅の目的を聞くのを忘れた。
「脱原発」を訴えているのかな。
すごいなー。
若いとき、一人旅とか日本一周自転車旅といったワイルドな経験がないので、こういう若者を見るとうらやましく思うと同時に感心してしまう。
「身体に気をつけてがんばってネ」
声援をおくってその場を去った。