イメージ 1               12月23日(日)曇り
    御宿海岸 カモメの数がスゴイ
3連休で御宿海岸も人が多い。
人間の数も多いがカモメの数がスゴイ。
集団で波打ち際に群れているカモメの光景は人目を引く。
カメラを向ける人も多い。
鳥マニアやカメラマニヤでなくとも、鳥の大集団にカメラを向けてしまう。
まして、一斉に飛び立つときは、壮観だ。イメージ 2
 
カモメが集まる理由は沖にイワシの群れが来ているからだという。
このイワシを求めてカモメの群れがやって来るのだという。
先日まで、御宿海岸でアジがたくさん釣れたという。
そのため、御宿湾内でたくさんの船が見られた。
我が家もお裾分けにあずかった。
カモメはアジも食べるのだろうか、カモメにとって大きいようだけど。
 
イワシと言ったら九十九里、外房。
昔はもっともっと、たくさん捕れたという。
昔の写真を見るとたくさん捕れた様子がわかる。
捕ったイワシは樽ではなくカマスだ。
先日、その写真を見せてもらい、スキャナで撮ったので掲載。(上から3枚目)
食糧と同時に、多くは畑の肥料にしたという。イメージ 3

漁の仕方はアグリ網という巻き網の一種だという。
この漁法は紀州から伝わったという。
このアグリ網漁具を改良し、外房一帯にイワシの豊漁をもたらしたのが隣の勝浦市の住人江沢潤一郎という人だという。
何とこの江沢潤一郎という人物、私費で学校を建てたり、種痘を施したり、間引き(口減らしのため生まれた子を殺す)を無くすために、無償で米や薬品を地域の人に与えた慈善事業をした人。
先日、本を読んで初めて知る。
「房総の漁法」「江沢潤一郎」という人物に興味を持ち調べ始めた。