10月10日(木)晴れのち曇り
        「成人調査力」、あなたは受けましたか
東の空に雲がなく、山の端からの日の出を久しぶりに見た朝でした。
神々しい朝です。
思わず合掌したくなるような光景です。
「○心と秋の空」の典型的な一日でした。
10時過ぎに、黒雲がたちこめたと思ったら、陽が射してきて、午後から雨が降り出し、すぐに止んで夕方は曇りという、何とも変化に富んだ天気でした。
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朝日新聞天声人語の「学問は尻からぬける蛍かな(与謝蕪村)」がおもしろかったです。
OECD(経済協力開発機構)がまたまた、訳のわからない調査をしました。
「成人力調査」というものだそうです。
早速、テレビでも話題に取りあげていました。
以前は生徒の学習到達度調査(Programme for International Student Assessment, PISA)という生徒対象の調査でした。
今回は3部門中2部門が1位だから良いですが、前回の生徒対象の調査は決してよくありませんでした。
そのため、日本中の学校が「日本の若者学力が低下している」と批難され、学校現場が振り回されました。
どこの学校が、誰が、成績がどのくらいの生徒が調査を受けたのかもわからず、世界で何番目だ、日本の生徒の学力が落ちている、と大騒ぎでした。
検査結果が悪いとなると対策を立てます。
つまり、調査のための対策です。
高校入試や大学受験の受験対策と同じ要領です。
傾向と対策の学習です。
何だか変です。
「教育熱心ならいいが、点数に汲々となる『教育結果熱心』は以て非なるものだ」
同感です。
聞こえてきます、「社会は結果が全て」という論理が。
こんな社会は住みにくいです。
あなたの周りに「成人力調査」に参加したした人いますか?
もしも私が参加したら平均点を落とし、世界1番に日本はなれなかったでしょう。
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