10月24日(木)雨のち曇り
       波打ち際で、カモメは今日も待っていました
また台風がやって来るそうです。
今度は台風27号、そして28号も。
大きな強烈な台風らしいです。
26号で大きな被害を受けた伊豆大島は老人や身体障害者、妊婦など、身体の不自由な人は本土に避難していると、報じていました。
それも本人の希望の有無で実施だそうです。
日本は素晴らしい国です。
台風は現在、沖縄地方通過で、関東地方には明後日26日ころ通過予定です。
ずいぶん、ゆっくり進む台風です。
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朝からシトシト雨です。
昼頃雨が止んで、時々陽も射してきます。
夕方、海岸に散歩。
観光客もチラホラ見えます。
波打ち際にはカモメが群れています。
人形かと思うほど動きません。
みんな同じ方向を見てジッとしています。
イソップ物語の『コウモリと茨(いばら)とカモメ』でしたっけ?
思い出しました。
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むかし、むかしのことです。
コウモリと茨(いばら)とカモメがいました。
ある時、一緒に商売をしようということになりました。
まず、コウモリが「お金」をかりてきました。
茨(いばら)は「布地」を仕入れました。
カモメは「銅」を仕入れました。
遠い海の向こうで商売しようと、布と銅を船に積み込んで海に乗り出しました。
ところが航海の途中、嵐にあって積み荷の布と銅も失ってしまいました。
幸いなことに、コウモリも茨(いばら)もカモメも助かりました。
この時から、コウモリは借金取りが来るのが怖くてしかたなくなりました。
それで、昼間は隠れ、夜だけこっそりエサを探すようになりました。
また、茨は通りかかる人の着物を引っかけるようになりました。
なぜなら、それが自分の仕入れた布地ではないか?と確かめるようになったのです。
そしてカモメは、いつも波打ちぎわにたたずんで海を見はりようになりました。
なぜなら、海に沈んだ積み荷の銅を今日こそは海が返してくれるだろう、と待っているのだそうです。
ところで、カモメさんは銅でどんな商売をしようとしたのか?
今、急に不思議になってきました。
カモメさんの荷物は銅ではなく別の物でしたっけ?