12月23日(月)曇り  
     孤高ただよう冬のサギ
海岸を散歩をしていると鳥が目立ちます。
なんと言っても波打ち際にたたずむカモメの群です。
一匹が飛び立つと次から次に離陸して旋回します。
旋回してまたすぐに着陸する群。
旋回して沖に飛んでいく群。
そしてまた波打ち際に群れるカモメ。
団結力が強いのか、主体性がないのか、群れるのが好きのようです。
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そしてサギもいます。
サギって俳句では夏の季語だそうです。
本来、冬は南の方に住む鳥だそうです。
そういえば、海岸の松の木でギャーギャー鳴いていたサギの家族が見あたりません。
今よく眼にする鳥はサギではなく、他の種類なんでしょうか。
群れるカモメに対して、このところ見るサギは単独行動が多いように思えます。
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時には二羽のときも見かけますが。
越冬ツバメならぬ「越冬サギ」なんでしょうか。
寒風の海岸にたたずんでいるサギの姿は「孤高」という雰囲気が漂っています。
美しいです、格好いいです。
写真を撮ろうと近づくと、サッと飛び立ち、常に10mほどの感覚を保っています。
サギの俳句さがしました。
 ・夕嵐青鷺吹き去つて高楼に灯     高浜虚子
 ・青鷺の吹き分れしは離宮かな      阿波野青畝
 ・青鷺の貴婦人立てリ浜の秋      神蔵 器
 ・夕風や水青鷺の脛(はぎ)をうつ   与謝 蕪村
  ・春浅き水を渡るや鷺一つ             河東碧梧桐
 ・青鷺の吹き分れしは離宮かな     阿波野青畝
 ・白鷺のつれ舞ふあたり暮のこる    守千映
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これらの鳥はサギではなく他の種類ですか?
教えて。