1月27日(月)晴れ
        日の出・日没の瞬間、涙眼になります
最低気温-1度。最高気温7度。
最高気温は昨日にくらべて10度も低い。
でも空は「快晴」、いや「日本晴れ」。
一日中、美しい空でした。
車で出かけたので、車の中は暖かいを越して暑い陽気でした。
日照時間が長くなりました。
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ラジオ体操が終了する6時40分頃、東の空は日の出寸前で明るい。(写真上)
日の入りは午後4時45分ころ。(写真下)
 
 年のせいかなア。妙な時、ふいに涙が眼ににじむようになってな。不意に何ともいえん哀しみにおそわれることがある。
 いい年をして、と自分でも恥ずかしいが、どうにもこらえようがないな。(中略)
 なぜだろう。としのせいかなあ。年のせいで気が弱くなったのかなあ。昔は決してこんなつまらんことで、むやみに心を動かされたり、涙ぐんだりはしなかったのだ。まるで17、18のセンチな女子学生みたいじゃないかと、自分でも恥ずかしいのだ。
 だが、これは自分だけかと思っていたらA君も同じらしいな。あいつもワシと同じようなつまらんことに、やはり急に哀しみををもよおすらしいな。(後略)
            (『老いてこそ遊べ』遠藤周作 河出書房新書 p148)より
 
太陽が昇ったり沈んだりする光景を見ていると、哀しくなるというか、涙眼になることがあります。
先日、遠藤周作さんの随筆を読んでいたら、こんな一節がありました。
思わず、年取るとみんなそうなるんだ、と安心しました。
でも遠藤さんがこれを書かれたのは1972年。
遠藤さんの生まれた年は1923年。
1972-1923=49歳
ええー、49歳はまだ若いよなあ。
自分が49歳の時は、そんな気持ちにならなかったように思うけど・・・。
とにかく年取ると涙もろくなるようです。
また、年取った要因というか証拠が増えました。
今日の日の出、日没の瞬間、格別でした。
砂をみてください。
朝は昨夜の強風が砂を掃いてくれて美しいです。
風紋もできています。
夕方は人の足跡がいっぱいです。