2月9日(日)晴れ
               「平成26年特別祈祷」が行われました

今日は檀家寺の「平成26年特別祈祷」が行われました。
昨年から寺の世話役をやっていますので、参加しました。
寺の世話役と檀家の方々です。
9時30分から「お炊きあげ」という儀式。
イメージ 1

新しい年を迎えるにあたり、一年間お祀りした御札や御守り、また古い神棚や注連縄そして正月飾りなどを燃す風習です。
今までお守りいただいたことに感謝し、諸願成就を改めて祈念する行事だそうです。
10時30分から「水行」
イメージ 2
水を浴びる水垢離(みずこり)です。
「垢離」は「垢(あか)が離れる」。
転じて、「水垢離」は水を浴びて身体の汚れを取り去る、という意味。
水をかぶり、さまざまな罪や穢(けが)れを洗い落とし、心身を清浄にすること。
仏教では水垢離と呼ばれいるが、神道でいう禊(みそぎ)と同じだそうです。
水をかぶるパホーマンスは驚きです。
寒いです、時々風が吹くと一段と寒く感じます。
見ているだけで寒くなります。
「寒むかったでしょう」
「いや、それほど寒いことありません」
「カゼひかないでくださいよ」
「ありがとうございます。その心配はありません。慣れですかねえ」
20代の若いご上人は大したことではないよ、という感じでした。
11時から本堂で「特別祈祷」が行われました。
イメージ 3
日蓮宗の祈祷は賑やかです。
日蓮太鼓、カスタネットのような打楽器が時々入ります。
途切れることのなく、腹の底から出る力強いお経。
部屋中にビンビン響きます。
その後、無病息災・家内安全・商売繁盛・合格祈願・交通安全など、事前に申し込んだお札やお守りが、一人ずつ読み上げられます。
この時間が結構長いです、お札、お守りは全檀家が申し込むのでしょう。
神や仏にすがる人の心はいつの時代も同じようです。
ご祈祷していただいたお札お守りをいただいて終了。
その後、寺の世話役は反省会でした。
科学万能の今日、このような風習が残っていることに驚きました。
貴重な体験をしました。