11月9日(日)曇り時々晴れ
『こころ手紙』・・・ため息 ひとつ ポケットにおしこみ
今日は雨、覚悟していました。
ところが10時頃から青空が広がり、太陽が顔を出しました。
何だか得した気持ちです。
先日、テレビの「こころ旅」にはまっていることを書きました。
はまっているのは私だけではないようです。
「見てるのか、オレも見てるよ」という人がいました。
「歌がいいねえー、『こころ旅』・・・」。
「『こころ旅』よりも『こころ手紙』の方がいいよ」。
そういえば、番組の挿入歌で、時々火野さんの渋い声が流れてきます。
でも、あまり聞けません。
「『こころ旅』はよく聞くけど『こころ手紙」はあまり出てこないねえ」
「そうなんだよ。・・・ユーチューブで聞いてみな。いいぞ。こころ旅よりもジンとくるぜ」
聞いてみました。
確かに、素晴らしい詩です。
   こころ手紙
        詩 歌 火野正平
ため息 ひとつ  ポケットにおしこみ
見えない街並み  思いながら
山が碧くて    心 少し解け
ひばりの高さに  貴女を見る
もう、そちらでも 春でしょうか?
薄手のあのシャツ 着れるでしょうか?
あぁ もう少し  夢で見るわ
だからいつも   ただ貴女に逢いたい
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「ため息 ひとつ  ポケットにおしこみ」
スゴイ、そうそう。
現役で働いている中年おっさん、現役を退いた定年おっさん・・・。
・・・いや日本中の男たち全員かな。
「ため息 ひとつ  ポケットにおしこみ  見えない街並み  思いながら・・・」
車や自転車やバスや電車で旅に出ているのです。
ビールや酒飲んだり、大はしゃぎしたり、美味しい物食べたり・・・楽しそうにバカやっていますが、
「ため息 ひとつ  ポケットにおしこみ」旅しているのです。