3月20日(木)雨時々曇り
彼岸です。「ぼた餅」「おはぎ」論争
昨日から春彼岸に入りました。イメージ 1
昨日はお墓掃除をして、お参りをしてきました。
彼岸になると、〇さんかいつもおはぎ(ぼたもち)を分けてくださいます。
仏様にもお供えし、お下がりをいただきます。
その、大きいことといったらありません。
1個食べると満腹になります。
そこで、いつも食事にいただいています。
その場で毎回話題になることは「おはぎ」と「ぼたもち」の違いです。
「秋の彼岸はおはぎ、春はぼた餅」
「粒あんがおはぎでこしあんがぼた餅」「いや、その反対・・・」。
「大きな餅がおはぎ、小さな餅がぼた餅」「いやいや、その反対・・・」
「つぶつぶのあるのがおはぎで、ないのがぼた餅」「ちがう、その反対」
・・・と、ウンチクヲをかたむけて、それらしく理屈をこねます。
今回はインターネットや辞書などでしつこく調べてみました。
決着をつけるためです。
1,語源説
・「おはぎ」の語源は、秋の花「萩」から来ている。→萩の餅、御萩餅→御萩(おはぎ)。
・「ぼたもち」の語源は、春の花「牡丹」から来ている。→牡丹餅(ぼたんもち)→ぼたもち。
2,形(大きさ)説
・春は牡丹をイメージして大きめに作ったボタッとした感じのものを「ぼたもち」。
・秋は萩をイメージして小さく上品に作り上げたものを「おはぎ」。
3,餡の作り方(つぶし餡・こし餡)説
・「おはぎ」は蒸した餅米の粒を残す程度にこね、「つぶし餡」で包んだもので、それが萩の花の咲き乱れている感じから「萩の餅」「おはぎ」と呼ばれ、秋の彼岸に供えられる。
・「ぼたもち」は、蒸した餅米をつき上げて「こし餡」で包んだもので、これが牡丹の花に似ているところから「牡丹餅」(ぼたもち)と言われ、春の彼岸に供えられるというものです。
イメージ 24,餅の作り方(粒々感・つるつる感)説
・「ぼたもち」は牡丹花のイメージから、お餅もつるつる。
・「おはぎ」は萩の花のイメージから、半つきのツブツブの餅。
.ちなみにスーパーのY製菓は春の彼岸も「おはぎ」という名前で販売していました。
決着がついたようですが、秋の彼岸になれば、また「おはぎ」「ぼた餅」論争がもちあがってくることでしょう。
定年おっさん、本当にヒマですね。
Oさんいつもいつもありがとうございます。
美味しくいただきました。