8月4日(火)晴れ
朝霧でクサトリができません」・・・?
今朝も濃霧です。
イメージ 1ことわざ「朝の霧は晴れる」のように、今日も晴天でした。
おまけに暑いです。
と言ってもピンポイント天気予報では29.7度と30度に達しません。
「今日も霧ですねえー、晴れますねー」
「ひと雨欲しいですよ」
「野菜野が値が上がっているそうですよ。・・・困りますよ」
「野菜の値上がりも困るけど・・・船が出せなくて漁師さんは困っているみたいですよ」
「・・・え、え、・・・なぜ船が・・・」
「毎日、この霧でしょう。船が出せないんですって」
「・・・霧で・・・?」
「毎朝3時ころ船が出るでしょう・・・」
「ああ、朝の海霧で船が出せないんですか」
やっと理解できました。
連日の朝霧で視界が効かず、海上は危険なので船が出せなそうです。
「ちょうど、エビ網の時季なので、困っているみたいですよ」
「エビ網ですか・・・エビなら高収入になるでしょうに・・・」
「ああ、昔はこの時季になると『クサトリ』をしたものですよ」
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「・・・??・・・クサトリですか?」
エビの話が急に「草取り」に?
「ああ、朝捕ってきたエビを網からとるのをクサトリって言うんだ」
「ええ、・・・クサトリ?初めて聞きました」
「漁師にしかわからい言葉ですねえー。・・・大変ですよ。上手に網から取り外さないとエビのヒゲを折ったり、傷つけたり・・・そうするとエビの値段が下がるんだ・・・朝2時間から3時間くらいやりましたよ」
「そうですか・・・」
「今なら朝2時間くらいはたらいて2000円くらいになるじゃないかんなー。・・・お金も嬉しいけど、網にかかった魚をもらえるのもうれしかったですよ」
「朝の霧でクサトリができません」、意味がわかりました。
霧が幻想的なんて言っていられませんねー。