信念を持って一途に熱く行動した人達、時代だったんですねえー
8月19日(水)曇り
昨日観た映画「日本のいちばん長い日」が強烈でした。イメージ 1
思い出しながら書き記しておきます。

1945年、太平洋戦争が困難を極める。
連合国はポツダム宣言の受諾を要求してくる。
連日閣議が開かれる。
議論は紛糾し、結論は出ない。
「降伏か、本土決戦か」
海軍、陸軍は本土決戦に傾いていた。
そうこうしている間に、広島、長崎には原爆投下。
「一億玉砕、本土決戦」が渦巻く中、苦悩する阿南惟幾陸軍大臣
平和を願い降伏を願う天皇陛下
「私が始めた戦争を私が終わらせる」、こんな言葉だったかな印象的です。
「聖断」を決意し戦争終結を願う鈴木貫太郞首相
首相、閣議を、ただ見守るしかない迫水久常書記官
一方、終戦に反対し本土決戦を主張しクーデターを計画する畑中少佐ら青年将校たち。
「終戦(平和)」「国体維持」の為に苦悩し、それぞれが人命を投げ打って行動した時代。
そこには、「善・悪」も「正・誤」もありません。(歴史がその判断と行動の正誤を下すことにはなりますが)
「皆、国を思う情熱から判断をし行動をしたのでしょう」
鈴木首相の言葉が心に残ります。
信念を持って一途に熱く行動した人達、時代だったんですねえー。
忘れたくない映画です。
昨日の映画を思い出しながら記してみました。
「日本のいちばん長い日」「日本の一番ながい日」、題名が微妙に変わっていることを今発見しました。
どうして?