房総半島の小さな漁港を舞台にした小説『トワイライト・シャッフル』
1月13日(水)晴れ
快晴、冷え込んだ朝でした。
霜の白さが一段と濃く、車の窓が凍っていました。
バケツに薄く氷。今季初氷りです。

当地、御宿町を舞台にした小説が出版されたことを聞いたのは1年ほど前でした。
買って読もうと思っていたら、忘れていました。
先日「御宿が舞台になっているので読んでみない。蔵書にしたいような本でもないし、もらって」
と、『トワイライト・シャッフル』乙川優三郞著をいただきました。
短い13話の小説集です。
「イン・ザ・ムーンライト」「サヤンテラス」「ウォーカーズ」「オ・グランジ・アモール」「フォトグラフ」「ミラー」「トワイライト・シャッフル」「ムーンライター」「サンダルズ・アンド・ビーズ」「ビア・ジン・コーク」「366日」「私のために生まれた街」「月を取ってきてなんて言わない」
房総の田舎町が舞台なのに、このように横文字の題名が多いです。
表紙も写真のように英語です。
人物、場所、風景、雰囲気の描写がスゴイ。
本当に当地の状勢や現状を把握されています。
話はフィションでしょうが、モデルがいるでしょう?
取材はどうされたのでしょう?
疑問はつきません。
ま、一見は百聞にしかずです。
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当地をご存知の方、いかがですか?

 房総半島の、太平洋に面した町。小さな漁港があり、かつては海女がたくさんいた。高台は別荘地として造成され、新たに定住するひともいる。夏はサーフィンなどを楽しむ観光客でにぎわい、それ以外の季節は波が打ち寄せるばかりの町。
 その土地を舞台に、訪れるひと、去るひと、どこへも行けないひと、さまざまな人生の瞬間を切り取った十三編が収められた短編集。いずれも高密度・高水準で、素晴らしいとしか言いようがない。
・・・・(後略)  2014年08月24日
 作家の「三浦しをん」さんが上記のような書評を書いていました。

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