新春「お炊き上げ」「祈祷祭」でした
2月7日(日)晴れ

檀家寺の「お炊き上げ」でした。
どんな由来や意味があるのか、よくわからないままに、寺の役員なので毎年参加しています。
正月飾りやお守り御札を寺の境内で燃やす行事です。
外の行事なので寒くないように、いつもより厚着で出かけました。
受付を済ますと甘酒がでます。
寒い処で飲む甘酒は格別でした。
その後に「お炊き上げ」。
ご上人様の祈祷の声が実に良く響き、背筋がピンとします。
その後に、ご上人3名がかけ声と共に頭から水を浴びる水垢離です。
絵になり、見ごたえある伝統的行事です。
その後、本堂に入って「新年祈祷祭」です。
注文しておいた御札に魂を入れる祈りなのでしょう、1時間30分以上延々と続きます。
この祈りの声も実に迫力あります。
縁起物の熊手や干支のキーホルダー、お菓子などの当たる抽選会もありました。
昼食をいただいて、午後1時すぎ解散。

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イメージ 3お炊き上げとは、人の想い(念)や魂が宿るとされるものを、それらに宿った念や魂を鎮め清めた後、焼くことにより供養する行為。

主に神社や寺院で、お守りやお札、人形の供養の為に行われている。
神社の庭で、庭燎を焚く事(どんど焼きの源流)と仏教の護摩を焚くことが結びつき、魂を天に送り出す行事となったのが、お焚き上げの由来といわれています。

神事的には、火の神の力で天界へ還すという意味があり、仏事的には思いが込められたもの、魂が宿るとされているものに、これまでの礼を尽くし、浄化によって、天界へ還す意味があります。