ツツジ満開
5月1日(日)晴れ

ツツジがいっぱいのお宅を訪ねました。

垣根も庭もツツジでいっぱいです。

「清澄ミツバツツジ」という種類はもう散っていました。

でも、この「清澄ミツバツツジ」が満開の木もありました。

「あれ、どうしてこの木はまだ咲いているんですか?」

「同じ種類なんだけど、場所によって開花時期が異なるんだ」

と説明してくださいました。

美しい。

短歌とか俳句とかできたらこの美しさを留めておくことができるのに・・・口惜しい。


俳句の神様、正岡子規の俳句「ツツジ」を調べてみました。

餅くふや よしずに見すく 山つつじ

つみこんで 四角に咲きし つつじ哉

馬引て つつじの小道 帰り行く

筧あり つつじは 赤く米黒し

塀ごしに 庄屋のつつじ 見ゆる也

山寺や 石あつて壇あつて つつじ咲く

手を出せば 舟流れ行く つつじ哉

瀨をはやみ 舟流れ行く つつじ哉

旅人の つつじ引き抜く 山路哉

つつじ多く 石碑立たる 茶店哉

つつじ咲く 絶壁の凹み 仏立つ

こまがりに 刈り残されて 山つつじ

大木の つつじ見による 野寺哉


          以上 正岡子規


百両の 石にもまけぬ つつじ哉(かな)小林一茶


近道へ 出てうれし野の 躑躅かな」与謝蕪村


道端も人家もツツジが満開です。


一句ひねろうと、あれこれ考えますが出てきません。
無理にひねりました。笑ってください。


のろのろと 運転楽し ツツジ垣

・ツツジの垣根があまりにも美しい。ついついノロノロ運転になってしまいます。後ろの車はイライラしているでしょう。ウインカーを出して追い越してもらいます。


老夫妻 華やぐ庭の ツツジかな

・お世話になった老夫妻のお宅を尋ねました。にぎやかで華やぐ庭です。


咲き満ちて ツツジ屋敷と 言えるほど

・アジサイのいっぱいある家はアジサイ屋敷。ツツジのいっぱいある家はツツジ屋敷。

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                   キヨスミミツバツツジ