思いがけず残月を見ました。ラッキー
11月16日(水)曇り
14日のスパームーンは見ることができませんでした。
昨夜の月も雲の中。
今朝6時、朝の散歩・ラジオ体操に出かけようと外に出たら、西の空に残月。
月の周りに雲も見えます。
雲に隠れる前にとカメラを向けます。
ファインダーから覗く景色、月は見えません。
ズームして、やっと月が見えます。
手ブレしないようにと、しっかり構えてパチリ、パチリ。
夕焼けも朝焼けも新緑も紅葉も雪も・・・自然や四季のいとなみが愛しく感ずるこの頃です。
歳を重ねれば重ねるほど、その感慨は強くなってきます。
現役で働いているときは、こんなに強く感じなかったのに、本当に不思議です。
その中でも月は別格です。
照明が発達した今日でさえ、こんなに人の心をとらえるのだから、LEDも蛍光灯もなかった時代は更に強く心にしみ入ったことでしょう。
縄文人は満月の灯りの下で祭や集会をしたと、小学校の時聞いたことがあります。
科学の発達していない時代、月の満ち欠けを不思議に思い、敬虔な気持ちになったことでしょう。
月でウサギが餅をつき、かぐや姫が月の世界に帰る・・・日本のおとぎ話の世界もいいですねえー。
月に名前をつけた昔の日本人。
高校の時古典の授業で聞いてビックリしたものです。
14夜・・・小望月
15夜・・・望月
16夜・・・いざよい
17夜・・・立待ち月
18夜・・・居待ち月
19夜・・・寝待ち月
最近知ったのですが、20夜を「更待月(ふけまちづき)」(夜が更けるのを待って昇る)、雨や雲で月の見えない夜を「雨月」「無月」とも言うとか。
昔の人が月の出をどんなに待ちこがれたか、現代人の比ではないようです。

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