成果を考えるより、まずやって見ることが大事
10月26日(土)晴れ
房総は今、紅葉が真っ盛りです。
マイカーがバスが、関東最後の紅葉を求めてやってきます。
過疎地域で日ごろは静かな房総の山間部。
観光客がやって来るこの紅葉の季節にイベントがありました。
「いのしか来いこい祭」です。
ポスターから推察するに、花札の「猪鹿蝶」の「猪鹿」と「紅葉」から由来するのでしょう。
縁起の良いネーミング。
廃校となった小学校の校舎を利用した町興しです。
私たち「夷隅民話の会」にも声がかかり、参加してきました。
地域の民話を朗読、紙芝居、電動紙芝居(プロジェクター)で口演。
午後2時から3時まで次のようなメニュー。
- 夷隅民話の会紹介・・・・・・・・・プロジェクター
- 中村伝治と「品の川用水路」(小田代)プロジェクター
- 十市姫(筒森)・・・・・・・・・・・プロジェクター
- 本多忠朝と駒返し坂(上瀑)・・・・・プロジェクター
- 曼珠沙華寺(三条)・・・・・・・・・プロジェクター
- タケノコのお礼(西畑)・・・・・・・・・・朗読
- オミネとかっぱ(粟又)・・・・・・・・・ 紙芝居
- 城をさまよう武者(大多喜)・・・・・・・・朗読
- キツネを化かした話(西畑)・・・・・・・・紙芝居
千葉、市原、東京、横浜・・・遠くから参加したグループもありました。
「いのしか来いこい祭」?
Aさんいわく、「この地域の人たちは、猪や鹿が来ると、農作物を荒らされて困るでしょうに・・・猪・鹿行け行け祭じゃないの?」
なるほど、この地域は猿、鹿、猪が出没し作物を荒らすのです。
行事を主催したKさん、スゴイ人です。
「あれこれ成果を考えるより、まずやって見ることが大事」
この言葉を地でいく人です。
天候に恵まれイベント日和でした。

