いくつになっても嬉しいものです
11月29日(火)晴れ
「・・・新聞見たよ・・・」
「は、はい・・・何か載っていましたか・・・」
「T日報に詩が載っていたよ・・・頑張っているな・・・」
先日の日曜日の朝、Yさんから電話をいただきました。
かつて同職の大先輩(83歳)です。
相変わらず声に張りがありお元気です。
定年オッサンはT日報をとっていません。
そのためオッサンの作品が掲載されると、切り抜いて郵送してくださいます。
今回は「新聞はまた送るけど、早く知らせたくって・・・」と電話をくださいました。
 
秋の月in御宿
 
網代(あじろ)の海の秋の月
とっても明るい月だから
眠たい魚は眠れない
大きな黒い岩陰で
アジの家族が読み聞かせ
 
トドロキ山の秋の月
とてもまあるい月だから
眠たい鬼が眠れない
大きな松の木のてっぺんで
鬼の兄弟相撲とり
 
浅間山(せんげんやま)の秋の月
とっても( さや)かな月だから
眠たい神が眠れない
小さな( やしろ)の縁側で
神の親子が将棋さし
 
 
そして今日、Yさんから新聞切り抜きと手紙が届きました。
 
・・・(略)・・・まさに民話の世界です。・・・(略)・・・何か映像が出てきます。・・・(略)こういう傾向の創作をもっと続けて欲しいです。御宿町と言わず夷隅地区全てで考えて欲しいです。・・・(略)・・・大人も子どもも夢を持ちますね。
 
いつも心にかけていただき、ありがとうございます。
嬉しい批評に、「また書こう」と意欲がわいてきています。
いくつになっても嬉しいものです。
 
日没が早くなってきました。
仲秋の名月とさわいでいた日々も過ぎ去って、すっかり初冬です。
11月も明日で終わりです。