8日間の民話の授業終わりました

5月25日(木)曇り

当地に通信制の高等学校があります。
名古屋、東京などからスクーリングに、春と秋に250名ほどやって来ます。
今年も当地の民話について8時間(8日間)話をするようにと、依頼を受けました。
「私でよかったら、やらせてください」と今年もこころよく受けました。
小学生とは違った、苦しみがありますが、総じて楽しい。
 
テーマは「生活の中の民話」。
民話とコマーシャル
「美女と野獣」はボーモン婦人著『美女と野獣』・・フランス民話から
「アナと雪の女王」はアンデルセン著『雪の女王』・・・デンマークの民話から
「スターウオーズ」はキャンベル著『千の顔をもつ英雄』・・・世界の神話・伝説から
「もののけ姫」「千と千尋の神隠し」は柳田国男著『日本の伝説・昔話』・・・日本の民話から
「耳なし芳一」「雪女」は小泉八雲著『妖怪』・・・出雲の民話から
芥川龍之介は「鼻」「杜子春「くもの糸」「桃太郎」「猿蟹合戦」・・・日本の民話から
映画や名著が民話の影響を受けていることなど話しました。
 
知っている映画名が出て来ると顔が輝きます(少数)。
「日本人と神様と妖怪、正月」にも触れました。
そして、当地の民話『北条時頼と御宿』『ダイコン川』『海女と大アワビ』3話。
現代っ子は映像がなければ飽きてしまいます。
資料作りも大変でいたが、終わってみると良い勉強になりました。
約束の8日間が無事終了し、ホッとしています。
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