ノムさん語録

2月16日(日)雨

一日中雨でした。

テレビでは先日亡くなった野村克也さんこと「ノムさん」特集。

3回の三冠王、優勝請負人監督・・・。

オッサンたち団塊世代の少年時代は皆野球少年でした。

少年画報・冒険王・小学〇年生・ベースボールマガジン・少年雑誌のグラビアは長嶋茂雄さん、王貞治さんでした。

野村克也さんはあまり登場しませんでした。

ところが団塊世代が社会に出ると、野村さんの多くの著書と名言が人の心を鷲づかみしました。

社会で働く団塊世代の共感をよんだのは「月見草」論でしょうか。

多くの人が自分の人生にダブらせたのでしょう。

もちろんオッサンも。

 

長嶋や王は太陽の下で咲く向日葵。ボクは人の見ていないところでひっそりと咲く月見草みたいなもの。自己満足かもしれないが、そういう花もあっていいと思ってきた。数は少なくても、見に来てくれるお客さんのために咲く花があってもいい。これが私を22年間支えてきたものなのです

 

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし。

 

ちっぽけなプライドこそ、その選手の成長を妨げる。

 

優勝というのは強いか、弱いかで決まるんじゃない。

優勝するにふさわしいかどうかで決まる。

 

失敗の根拠さえ、

はっきりしていればいい。

それは次につながるから。

 

重荷があるからこそ、人は努力するのである。

重荷があるからこそ、大地にしっかりと足をつけて歩いていける。

 

「恥ずかしい」と感じることから進歩は始まる。

 

どのことばも、ズシンと心に響きます。

もう少し若い時に、これらの言葉に出会っていたかった。

でも、今出会えたことを幸せとおもわなくてわ。